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「ゴジラ」
(ごじら) 監督:本多猪四郎 出演:宝田明 1954年
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掲載日2000年12月08日 |
イヨッ!待ってました!! スカパー!の邦画チャンネルの雄、日本映画専門チャンネルがいつ「ゴジラ」を放送してくれるのかと、キングギドラのように首を長くしてまっていたのだが、とうとうその日がやってきた。しかも、シリーズを8本まとめてだゼ。欲を言えば、ゴジラ、ラドン(九州、阿蘇の洞窟から甦った古代翼手竜、キャッチフレーズは“空の大怪獣”)、モスラ(南海インファント島の守り神の巨大蛾。幼虫、サナギからの変態シーンは圧巻)が力を合せて、金星からやってきた宇宙怪獣キングギドラをやっつける「三大怪獣・地球最大の決戦」や、初めてゴジラがほかの怪獣と戦う「ゴジラの逆襲」もやって欲しかったが、それは次回の楽しみにとっておこうっと。 シリーズものはなんでも、一作目が一番おもしろいというのが通説だが、「ゴジラ」もそのとおりだ。この映画にはなんと言ってもリアリティーがある。世界で唯一、原子爆弾の被害を受けた国、日本。その恐ろしさ何が起こっても不思議ではないと、太古の恐竜を甦らせた。ゴジラが東京に上陸するというニュースを聞いた、会社帰りのサラリーマンが電車のなかで“あーあ、また疎開か〜”とつぶやくのが、なんとも実感がこもっていて、あっしには印象的だった。ゴジラに破壊された街の様子も終戦直後の焼け野原の東京のようで、ドキュメンタリーフィルムを見ているようだ。 脚本、演出、特撮はもちろん、伊福部昭の荘厳で哀愁に満ちた音楽も秀逸。日本が世界に誇れる、20世紀最強のキャラクター“ゴジラ”に座布団一枚!
( 書き下ろし )
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