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「コミック雑誌なんかいらない!」
(こみっくざっしなんかいらない!) 監督:滝田洋二郎 出演:内田裕也 ビートたけし 1985年
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掲載日2001年02月05日 |
なにをかくそう、本作の滝田洋二郎監督とあっしは、滝田監督がピンク映画の助監督時代からの旧知の間柄なのだ。その滝田監督がロック界の大御所、内田裕也と組んで初めて撮った一般映画がこの「コミック雑誌なんかいらない!」。 スキャンダルの匂いをかぎつけるや否や、 “恐縮です。ひと言お願いします” と、渦中の人物に無表情でマイクを向ける、ダーティーな芸能レポーターに内田裕也が扮し、事件やスキャンダルを覗き見たがる大衆心理を鋭くえぐって見せた異色の怪作だ。 旧友の一般映画デビュー作とあって、義理堅いあっしは撮影中に陣中見舞い(たしか、ホストクラブのシーンを撮っているところだったっけ)をしたり、ブレーンとして骨身を惜しまず協力したものだ。このチャンネルで特集しているビートたけしが演じた、豊田商事の永野会長刺殺犯人の役作りにもひと役かっているのだ。滝田監督から、参考にしたいから事件を報道したニュース映像を入手できないかと相談され、八方手を尽くした挙句テレビ局に勤める友人経由で、NHKから民放までほとんどの映像を手配してやった。ビートたけしはその映像を参考にして役作りをして、あの迫力に満ちた強烈な演技をあみだしたのだ!たぶんね。 それなのに、本作のエンディング・ロールにあっしの名前がぜんぜん出てこないのはちと薄情だぞ。この4月に、シネマ下北沢で公開される「ゆきゆきて、神軍」の奥崎謙三をAVに出演させた恐怖のドキュメンタリー、「神の愛い奴」では、大宮イチ監督はスペシャル・サンクス、快楽亭ブラックってちゃんと入れてくれたのにぃ〜。 というわけで、今回は“座布団一枚!”というよりも、本作にあっしも協力していたということをわかっていただきたかった、ということで、おしまいおしまい。では、お後がよろしいようで。
( 書き下ろし )
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