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「猫と鰹節 ある詐話師の物語」
(ねことかつおぶし あるさわしのものがたり) 監督:堀川弘通 出演:森繁久弥 1961年
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掲載日2001年04月21日 |
今月の日本映画専門チャンネルは、うちのカミさんイチオシの「24時間まるごと永瀬正敏」を筆頭に、「大竹しのぶオールナイト!」やら「名匠・豊田四郎と文芸映画」やら必見企画が目白押しだが、あっしだったらもうひとつ「文芸映画から喜劇まで〜森繁久弥オンステージ」という企画を加えたい。 だって『憂愁平野』、『台所太平記』、『社長太平記』、『喜劇 駅前女将』、そして本作と、森繁久弥主演作が5本も放送されるんだもん。あっしのオススメはもちろんこれから紹介する本作なのだ。 東宝には森繁久弥、小林桂樹、三木のり平、伴淳三郎、加東大介など、喜劇人主演の詐欺師を主人公にした作品が多いが、本作は堀川弘通監督作品とあって重厚な文芸喜劇といった趣だ。 天下の名優たちが詐欺師を演じるのだから、だまされるのも無理はない。ちなみに、詐欺師モノでのあっしのベスト1は、65年公開の谷口千吉監督、伴淳三郎主演の『馬鹿と鋏』。オチのブラックなギャグは、雅子妃殿下ご懐妊報道があったこのタイミングで見ると感慨深いものがある。また、新劇界の名優、森雅之が主演した犯罪喜劇『カモとねぎ』も楽しめる一本。 そこで提案、詐欺師の映画ばかりを集めた“犯罪喜劇映画特集”なんてのはどうかしらん?けっこう面白いと思うんだけど。 まあ、それは今後のお楽しみとして、今回は森繁の演じる役柄の幅広さに座布団一枚!
( 書き下ろし )
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