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「帝都物語」
(ていとものがたり) 監督:実相寺昭雄 出演:嶋田久作 1988年
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掲載日2001年06月01日 |
日本一の映画(邦画)通を自認するあっしだが、「帝都物語」ほど公開の待ち遠しかった映画はなかった。荒俣宏の原作は読んだことはなかったが、何やらスケールの大きなSFホラー・スペクタクルという評判だったし、それになによりキャスティングが豪華だった。勝新太郎、原田美枝子という芸達者に、あの坂東玉三郎が彼自身が敬愛してやまない文豪、泉鏡花役、そして主人公の魔人・加藤に新人怪優・嶋田久作。期待するなっていう方が無理だよ。 シリーズで続くと思っていたのだが、2作で打止めになってしまったのは残念でならない。個人的には本作より、丹波哲郎の怪演とアッと驚ろくオチの2作目、「帝都大戦」(こっちもこのチャンネルで放送するから期待しててね)の方が好きだが。 1作目の監督は「ウルトラマン」の実相寺昭雄。あっしの親友の役者、山本竜二がAVでの怪演を認められて、実相寺監督のVシネマに起用された後、あっしに言ってたっけ。 “実相寺監督ってSFの人かと思てたけど、話してみたらSMの人でしたわ” そう、彼はSFよりポルノチックな作品の方が上手いのだ。宇宙人が地球の美女を捕まえてサディスティックな拷問でするのを、ウルトラマンが助けるというようなSFSM大作(なんのこっちゃ?)を撮ってくれないかなあ。 というわけで、今回は実相寺監督の演出と、円谷プロの特撮、それに嶋田久作の怪演に座布団一枚!
( 書き下ろし )
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