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「にあんちゃん」
(にあんちゃん) 監督:今村昌平 1959年
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掲載日2001年07月13日 |
日本映画監督協会創立60周年を記念して、監督が先輩監督にインタビューしてそれを映画に撮る、「先輩監督インタビュー・わが映画人生」は、その監督の代表作と2本立てで数年前、BOX東中野で上映され話題を呼んだものだった。 その貴重な記録映画が日本映画専門チャンネルで蘇る。その監督の代表作3本と共に。 今回はその第1回として、カンヌ映画祭で二度のグランプリに輝く名匠、今村昌平監督インタビューと、「にあんちゃん」「赤い殺意」「神々の深き欲望」の3本が放映される。 そして今週は「にあんちゃん」なのだ。人間の欲望を描いてきた今村昌平作品としては異色なのが本作だ。佐賀県の炭鉱町に生きる貧しい家族。父が死に、20歳の兄を頭に4人の兄弟が頑張って生きる姿を、10歳の少女の目を通して描いた作品で、ヒロインには今では熟女の魅力を振りまいている松尾嘉代。長兄役を長門裕之が巧演している。二人共若いのなんのって。 来週は離島でのロケがあまりにもつらく、嵐寛寿郎が何度も逃げ出しては捕まり映画を完成させたという「神々の深き欲望」が放映され、これも楽しみだ。この映画のメイキングがあればさぞ受けたろうね。
( 書き下ろし )
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