|
「「にっぽんGメン」」
(にっぽんじーめん) 監督:松田定次 1948年
|
掲載日2001年07月20日 |
この8月で終戦後56年になる。56年前、戦争に勝って日本へやって来たアメリカは何をしたか、時代劇映画を禁止したのである。 時代劇の多くは仇討ち、復讐がテーマだ。日本人が時代劇を見て戦争に勝ったアメリカに復讐する気になるのを怖れたのだ。 そんな中でも何本かの時代劇は製作を許された。それは幕府に抵抗する男を主人公にしたものだ。封建主義の幕府に反抗するヒーローこそ民主主義の申し子という訳だ。かくして「国定忠治」が民主主義の申し子に祭り上げられた変な時代劇も作られた。しかしこれらの映画でも刀を使っての立ち回りは許されなかった。 時代劇に出られない時代劇スターは、現代劇に活路を見出した。それ等はチョンマゲのない時代劇と馬鹿にされたが。 その珍しい時代の作品が、「にっぽんGメン」と「にっぽんGメン難船崎の血闘」だ。 片岡千惠蔵が警視庁の部長刑事に扮して活躍をするアクション・スリラーで、「難船崎の血闘」では市川右太衛門が共演、時代劇大スター2人の現代劇による共演は映画ファンにとって貴重なお宝映像だ。日本映画専門チャンネルよ、放映してくれてありがとーツ!
( 書き下ろし )
|
|