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「「真空地帯」」
(しんくうちたい) 監督:山本薩夫 1952年
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掲載日2001年08月03日 |
8月といえば戦争映画か怪談・ホラー映画だ。あっしの好きな戦争映画ベスト3は、「人間魚雷回天」「太平洋の嵐」「独立愚連隊西へ」だ。 「人間魚雷回天」は国家によって人間であることを否定され人間兵器となって海のもくずと消えていった若者達の愛と苦悩を描いた名作で、またTV未放映だと思うので、是非日本映画専門チャンネルで放映して欲しい。 「太平洋の嵐」は太平洋戦争の運命を変えたミッドウェー海戦を描いたオールスター大作で、三船敏郎と田崎潤の二人が死んだ後、幽霊となって激しかった戦いを振り返るラストシーンにアッといわされる。 「独立愚連隊西へ」は上官がえばらず、家族のようなアットホームな独立愚連隊の活躍を描いた戦争アクションの名作で、こんな戦争だったらあっしも参加したくなる。 私の好きな日本映画で花田紀凱氏が選んだ「真空地帯」は「独立愚連隊西へ」とは正反対に、日本軍の実態を山本薩夫がリアルに描いた作品だ。上官のいじめが醜く、こんな非人間的な兵士もまた死んだら靖国神社にまつられているのかと思うと、靖国問題についてまた別の感情がわいてくる。
( 書き下ろし )
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