|
「「サラリーマン清水港」」
(さらりーまんしみずみなと) 監督:松林宗恵
|
掲載日2001年08月17日 |
今週の目玉は24日の五木寛之オールナイト。この映画で元祖ヘアヌード女優、樋口可南子が初めてスクリーンでヌードをみせた。 長門勇がゲイバーのママという意外な役を巧演しているのも記憶に残っているが、個人的に楽しみなのは「サラリーマン清水港」であります。 誰でも知っている有名な時代劇をサラリーマンものに置き替えるのはよくあるパターンで、なかでも「一心太助」と「次郎長」は東映と東宝の両社がやってます。「一心太助」は東映で「サラリーマン一心太助」として太助に中村賀津雄、彦左衛門に進藤英太郎、家光に渥美清のキャスティング。東宝は、「サラリーマン御意見帖」で小林桂樹、加東大介、太刀川寛。キャスティングだけだと東映の方が豪華だが、作品的には東宝の方が安定していた。「次郎長」ものも東映の「次郎長社長と石松社員」より東宝の「サラリーマン清水港」の方が断然面白い。特に会社の野球部の試合を応援しに行く森繁社長と三木のり平清水工場長の掛け合い、特に三木のり平のボケ振りは見事の一言に尽きる。この至芸を、お笑いを目指す多くの若者に是非見てもらいたい。
( 書き下ろし )
|
|