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「「セーラー服と機関銃」」
(せーらーふくときかんじゅう) 監督:相米慎二
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掲載日2001年09月21日 |
相米慎二監督とは去年の湯布院映画祭で初めて逢った。特別招待作品「スリ」の上映の時間だったが、あっしは封切りの時見ればいいやと、この映画をパス、相米監督の酒の相手をした。といっても映画の話はほとんどしなかった。地方競馬場めぐりが好きだという監督に、日本一小さな益田競馬場の魅力を熱く語ったのだ。 少しは映画の話もした。デビュー作「セーラー服と機関銃」に林家しん平、「魚影の群れ」に三遊亭円楽、「東京上空いらっしゃいませ」に笑福亭鶴瓶と監督がよく落語家を起用することを指摘したら、「今度の【風花】にもこっそり使っているんです」。誰を何の役でと聞いても、それは見てのお楽しみと教えてくれなかった。ところが映画を見たら落語家なんて誰も出てこない。それがエンディングタイトルで、蛙の声、笑福亭鶴瓶と出たときにはやられたと思った。 「セーラー服と機関銃」で悪親分を演じる佐藤允が時代劇マニアだという設定は面白いと思った。薬師丸ひろ子が殴り込むシーンで佐藤允が見ている時代劇のタイトルを教えてという友人がいたので、色々調べたがわからなかった。多分市川右太衛門主演「浪人八景」(加藤泰監督)だと思うが、それで当たってるかと聞いたら、「さあ、忘れました(笑)」 「セーラー服と機関銃」は相米慎二にとっても、薬師丸ひろ子にとってもベスト1だと思う。23日に放映されるこの映画が、相米慎二監督を偲んでの上映になろうとは思わなかった。 さようなら、相米監督、素晴らしい夢を与えてくれてありがとう「合掌」。
( 書き下ろし )
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