|
「「シコふんじゃった。」」
(しこふんじゃった。) 監督:周防正行 1992
|
掲載日2001年11月02日 |
東京は上野、池之端に世界傑作劇場という映画館がある。ここは知る人ぞ知る同性愛者(ホモ)の出会いの場なのだ。入場者のほとんどは映画が目当てではなく、エッチしてくれる相手を探しにくる。普段はホモ映画2本立てをやっているのだが、ある時この映画館の前をふらり通り掛かって驚いた。なんと「シコふんじゃった。」を上映していたのだ。 「シコふんじゃった。」は周防正行監督の出世作で、90年代を代表する傑作コメディだ。 本木雅弘が教授に脅されていやいや入部した相撲部は一度も相撲に勝ったことのない先輩、竹中直人が一人いるだけ。そんな弱小相撲部を立て直し、団体戦で活躍する姿を描く映画で、ともかく笑わせられた。そんな名作がなんでホモ映画館でと思ったが、よく考えてみると、相撲がテーマでマワシ一丁の裸の男たちがたくさん出てくるんだから、ホモの人にはたまらない魅力かもしれない。そういえばいつか両国国技館で相撲を見ながらオナニーしている男の人がいた。「琴光喜のあの体たまらない!」と言いながらシコシコしているのだ。場内警備の親方が来て「伝統ある国技を見ながらなんていやらしい事をするのだ」としかったらその男「いいだろう。ここはマス席なんだから」。
( 書き下ろし )
|
|