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「「三大怪獣 地球最大の決戦」」
(さんだいかいじゅう ちきゅうさいだいのけっせん) 監督:本多猪四郎 1964
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掲載日2001年12月07日 |
今年の正月、本多猪四郎監督のお宅へうかがい、未亡人にご馳走になり、また貴重なお話を色々としていただいた。監督の死後数年たっているのに、未だに手放しでのろけを言う未亡人を通して、一度もお目にかかれなかったが監督のお人柄が偲ばれた。 今月の日本映画専門チャンネルは、その本多猪四郎監督のインタビューと、珍しいデビュー作と2作目、そして「ゴジラ」シリーズも4本放映され、私等本多猪四郎ファンにはたまらない番組になっている。 監督の代表作「ゴジラ」は平和の祈りがとてつもなく深くこめられている。ゴジラに破壊された東京のシーンはまるで戦災のそれだったし、ゴジラがまもなく東京へ上陸するという報を聞いたサラリーマンが「また疎開か」とつぶやくのもリアルだった。この15日から公開される金子修介監督による最新作「ゴジラ・モスラ・キングギドラ/大怪獣総攻撃」は本多監督の遺志を継いで、ゴジラを戦没者の残留思念としているのが実に興味深い。今度の映画ではゴジラが悪役で、キングギドラが初めて善玉怪獣になっている。新作を見る前に<24時間まるごとゴジラ>でゴジラ・モスラが初めてキングギドラと戦う「三大怪獣・地球最大の決戦」を見て予習しておこう。モスラが地球の平和の為にキングギドラを倒そうとゴジラ・ラドンを説得するのを心配そうに見守る夏木陽介、高島忠雄に、ザ・ピーナッツの小美人が怪獣の言葉を通訳するシーンが笑えるぞ。
( 書き下ろし )
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