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コラム

連載快楽亭ブラック
「社長紳士録」 (しゃちょうしんしろく)  監督:松林宗恵 出演:森繁久弥/小林桂樹/三木のり平/加東大介/フランキー堺 1964 掲載日2002年01月18日
 東映といえば時代劇、日活はアクションで松竹はホームドラマ、新東宝がエロ・グロで東宝はサラリーマン喜劇、日本映画全盛期の邦画各社のイメージはそんな感じだった。大映はどっちつかずというか、はっきりしたカラーがなかったね。
 東宝サラリーンマン喜劇の代表がご存知、社長シリーズ。社長シリーズのルーツは、「三等重役」だという説が一般的だがそれ以前の「ホープさん」「ラッキーさん」といった小林桂樹の新入社員が主人公の映画という説もある。
 ともかくスケベな森繁社長に温厚な加東大介重役、お調子者ののり平営業部長にマジメな小林桂樹秘書のカルテットが繰り広げる喜劇は当時子供だったあしでもおかしかった。
 社長シリーズの異色作に、な人と加東大介が社長に出世して主演する「続社長三代記」がある。マジメで温厚な加東大介が社長になった途端、スケベになるのがおかしかった。
 是非このチャンネルで放映してもらいたい。さて今週のお勧め「社長紳士録」は鹿児島の取り引き先の社長をフランキー堺が演じ、ホモッ気のあるフランキーが三木のり平に惚れて追い駆け回すシーンが笑える。 ( 書き下ろし )

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