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「「鉄・平成侠客伝」」
(てつ・へいせいきょうかくでん) 監督:宮坂武志 出演:竹内力/港雄一/本田博太郎/平沙織/山口祥之/長谷綾子 1999年
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掲載日2002年03月22日 |
港雄一は知る人ぞ知るピンク映画の男優だ。‘自分が興奮しなければお客さんを興奮させることなんか出来はしない’をモットーに、ベッドシーンではいつもガチンコで勝負していた。本番になると女優の前貼りをはがし、本当に触ったり、なめたり、ときにはそれ以上のことも。そんなところがリアリティを呼び、ファンからは“ピンク界の三國連太郎”と呼ばれたが、女優の評判は最悪で、共演を拒否されることも多かった。 レイプシーンを演じさせたら日本一で、犯し屋の仇名もあった。そこで謎掛けをひとつ、港雄一と掛けて、亀屋万年堂のナボナと解く。その心は、犯し(お菓子)のホームラン王。 その港雄一が唯一主演した一般映画が「鉄・平成侠客伝」だ。港は落ち目のやくざの親分役、ある日そこへ流れ者の竹内力がやってきて港に加勢、組を立て直す。さて竹内の正体は?というお話で、よくありがちなやくざ映画と違って、「シックス・センス」をしのぐオカルト・やくざ映画になっている。小品だが捨て難い味を持った作品だ。なにより港雄一が渋い。見逃したら損をしますぞ!
( 書き下ろし )
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