|
「打鐘(ジャン)」
(じゃん) 監督:小松隆志 出演:賀来千香子/西村和彦/夏木陽介/西守正樹/小松政夫/小沢仁志 1993
|
掲載日2002年06月07日 |
片岡千恵蔵・鶴田浩二、高倉健等東映オールスターで作られた「ギャング忠臣蔵」は親分を殺された千恵蔵以下47人が仇討ちを誓うシーンで終って、討入りのある続篇は作られなかった。松本清張原作・市川雷蔵主演の時代劇「かげろう絵図」や松方弘樹主演の「霧丸霧がくれ」など、いいところで終って続篇のない映画は多い。 また、「極道戦国志・不動」や「サンクチュアリ」のようにシリーズの1作目だけを劇場公開し、2作目以降はビデオのみという作品もある。 今日、日本映画専門チャンネルの6月放映作品のリストを見て、9年前に劇場で見た「打鐘(ジャン)」に続篇があるのを初めて知った。 主人公の若手競輪選手立花(西村和彦)とライバル、清原(西守正樹)との決着戦を9年振りに見ることが出来るのは誠にありがたい。 ところで競輪といえば落語と女と競輪をこよなく愛した元テレビ朝日のアナウンサー、馬場雅夫さんを想い出す。馬場さんは末期癌に犯されながら最後に娘と二人、花月園競輪で遊び、「打鐘後は ややあっけなき ゴールかな」と辞世の句を詠んで死んだのだ。 馬場さんがこの映画を見たらどう言うかな。
( 書き下ろし )
|
|