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「「弾丸ランナー」」
(だんがんらんなー) 監督:SABU 出演:田口トモロヲ/堤真一/DIAMOND★YUKAI/麿赤児/大杉漣/堀部圭亮 1996年
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掲載日2002年10月11日 |
週末のお楽しみは“24時間まるごと世界が注目する日本映画たち"なのだ。あっしのお薦めNO.1はSABU監督のデビュー作「弾丸ランナー」だ。銀行強盗とそれを追いかけるコンビニ店員と更にそれを追いかけるやくざ三人が走っているうちに本来の目的を忘れ走ることにエクスタシーを感じてしまうというストーリーは、妙にリアリティーがあった。 そういえば橋本忍のカルト超大作「幻の湖」でも愛犬を殺されたソープ嬢が犯人のマラソン好きの作曲家に復讐する為にマラソンをはじめ、遂に仇の作曲家と出逢って滋賀県内を2人でマラソンマッチレース、ソープ嬢が作曲家を追い抜いた時にエクスタシーに達したというシーンもあった。限界を超えてもまだ走り続けると、そこには本来の目的を忘れてしまう程の素晴らしい快楽の世界が待っているのだろうか? 町内で一番足の早い奴が泥棒を追いかけたという小噺がある。 「おい、何してんだ?」 「泥棒追いかけてんだ」 「で、泥棒はどうした?」 「後から来る」 この小噺が実は深い意味を持っているのではないかと「弾丸ランナー」を見た後で考えさせられた。
( 書き下ろし )
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