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「「大冒険」」
(だいぼうけん) 監督:古沢憲吾 出演:クレージー・キャッツ/越路吹雪/ザ・ピーナッツ/団令子/由利徹 1965年
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掲載日2002年11月08日 |
あっしはカラオケが大きらいだ。カラオケが無い時代には本当に自分の好きな歌を歌えたのに、なまじカラオケが出来たばっかりに、カラオケに無い歌は歌いにくくなってしまった。例えばクレージー・キャッツの「大冒険マーチ」ほどの名作がカラオケに無いからあっしは歌えないぞ。 「大冒険マーチ」はクレージー・キャッツ結成十周年記念映画「大冒険」の主題歌だ。記念作品らしくいつもの無責任サラリーマンものではなく、壮大なスケールのアクション・コメディになっているし、珍しく森繁久弥まで出演しているも、クレージーとのからみがないのが物足りない。 植木等が恋人の団令子と共に敵に捕まり、「どうせ殺されちゃうんだからやらせて」と団令子に迫り、彼女も「それもそうね」と口にするもしばらくして「やっぱりやめた。清い体のまま死にたいもの」と言うのを見て、封切りの時、子供心に女ってなんて勝手でわがままなんだろうと思った記憶がある。 しかし何より素晴らしいのは主題歌だ。「ハリスの旋風」のような前奏から始まり、壮大な夢を歌い上げ、せこい落ちがつく。あー、歌いたくなってきたぞ!
( 書き下ろし )
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