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「空の大怪獣ラドン」
(そらのだいかいじゅうらどん) 監督:本多猪四郎 出演:佐原健二/白川由美/平田昭彦/中谷一郎/小堀明男 1956年
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掲載日2003年01月10日 |
中野ブロードウェーの2階のオモチャ屋で面白いオモチャを発見した。ラドゴジラと名付けられたそのオモチャはゴジラの背ビレに金粉が振りかかっていた。これが、何故ラドゴジラ?しばらく考えて気がついた。先月このチャンネルで放映された「ゴジラVSメカゴジラ」で自衛隊によって倒されたラドンがメカゴジラに倒されたゴジラの上に重なって死ぬとその体が溶解して金色の粉となり、それがゴジラの体に付着するとゴジラが蘇えってメカゴジラを倒すのだが、怪獣マニアはあれをラドゴジラと呼んでいるのだ。
「ゴジラVSメカゴジラ」も名作だったがラドン出演映画のベスト1は「空の大怪獣ラドン」だ。ラドンに襲われる博多の街のミニチュアセットにまず、圧倒される。さすが、世界に誇る特技監督、円谷英二だ。
そしてラストが悲しい。古いというだけで大きいというだけで人間に怖がられ、自衛隊の砲火を浴び、牡牝2頭のラドンのまず1匹が傷ついて阿蘇山の噴火口に飛び込んで行くと、もう1匹が哀しそうに噴火口の回りを飛ぶがやがて後を追うようにして噴火口に飛び込んで行く。世界怪獣映画史上珍らしい怪獣の心中は今も心に焼きついて離れない。見てね。
( 書き下ろし )
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