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「丹下左膳 怒涛篇」
(たんげさぜん どとうへん) 監督:松田定次 出演:大友柳太朗/大川橋蔵/里見浩太郎/月形龍之介/長谷川裕見子/松島トモ子 1959年
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掲載日2003年02月28日 |
2月16日、時代劇マガジンのインタビューで沢島忠監督にお目にかかった。その時に沢島監督から若き日の中村錦之助と、「錦ちゃんが45歳になったら沢島忠監督、中村錦之助主演で「忠臣蔵」を絶対やろう」と誓ったが、時代劇に客が入らなくなり、映画ではその夢は叶わなかったが、錦之助は約束を覚えてくれていてテレビと舞台の「忠臣蔵」に沢島監督を起用してくれたそうだ。
「オールスターの『忠臣蔵』を監督するのはその映画会社のトップ監督じゃないと出来ないんです。その『忠臣蔵』を生涯に3度も監督した松田定次先生ほど幸福な人はいないんじゃあないでしょうか」
沢島監督からそんな話を聞いた直後に、日本映画専門チャンネルでその松田定次追悼企画、「わが映画人生・松田定次」が放映される。しかもインタビュアーは沢島監督とあっては見逃せない。合わせて放映される松田監督の代表作3本のうち、今回は「丹下左膳 怒涛篇」に注目したい。大河内伝次郎の左膳と違い、大友柳太朗の左膳は身体障害者としての暗さなど微塵もなく明るくスーパーヒーローになっているのが娯楽映画の巨匠、松田監督らしい。大川橋蔵との対決シーンも見ものだ。
( 書き下ろし )
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