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「化け猫御用だ」
(ばけねこごようだ) 監督:田中徳三 出演:梅若正二/近藤美恵子/大和七海路/橘公子 1958年
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掲載日2004年04月02日 |
死んでからもう何十年もたつのに未だに凄い人気で映画を上映する度に映画館を超満員にする市川雷蔵。その雷蔵の命日にファンが集まり雷蔵を偲ぶ会をする。何年か前、あっしもその会に呼ばれて、そこで田中徳三監督と逢った。酔っぱらったあっしは田中監督にからんでしまったが監督も酔っぱらっていてヘラヘラ笑っているだけだったっけ。
今月は「わが映画人生 田中徳三監督」で監督の作品3本を特集放送するが、中でもお勧めはデビュー作の「化け猫御用だ」だ。監督は何かのインタビューで「あたしのデビュー作は『化け猫御用だ』だから」と謙遜していたが、これがなかなか面白い。主演の梅若正二は当時「赤胴鈴之助」シリーズに主演していて日本中の子供たちのアイドルだった。作品もホラータッチのミステリーで肩をはらずに気軽に楽しめる一篇だ。
注目はこの映画、田中徳三のデビューを祝って市川雷蔵が1シーン、特別出演していること。会社に無断で出た為、雷蔵はあとで怒られたというが、義理がたい人だったんだね。どこに出ているかは見てのお楽しみということで。
( 書き下ろし )
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