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「鉄腕投手 稲尾物語」
(てつわんとうしゅ いなおものがたり) 監督:本多猪四郎 出演:稲尾和久/志村喬/白川由美/江原達怡 1959年
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掲載日2004年05月21日 |
まだTVがあまり普及していなかった時代、偉大なスポーツ界のヒーローの半生が当人自らの主演で映画になった。プロレスでは力道山、相撲では若ノ花(初代)、名寄岩、房錦、野球では沢村、川上、そして稲尾だ。
鉄腕・稲尾をリアルタイムで見ているのはあっしの自慢の一つだ。年間42勝だよ。Wヘッダーで2試合投げて、1日に2勝ってこともあった。巨人との日本シリーズ、一人で4勝したこともあった。ともかく凄かったんだから。小さい頃から大人に混じって働いて、重い荷物を背負っていたからそれで肩がきたえられたというエピソードがあったが、ともかくあんな投手、もう二度と出ないね。今みたいな20勝投手が滅多に出ない時代では考えられない不世出の投手だ。
そんな稲尾の物語を、志村喬や白川由美ら東宝スターに混じって、当時の西鉄ライオンズの三原監督以下、中西、豊田といったスター選手たちも出演しているのだからたまらない。
監督の本多猪四郎、怪獣映画でしか一般に知られていないが、何を撮らせても上手い職人監督だった。
( 書き下ろし )
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