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「千曲川絶唱」
(ちくまがわぜっしょう) 監督:豊田四郎 出演:北大路欣也/星由里子/田中邦衛/いしだあゆみ 1967年
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掲載日2004年09月17日 |
須川栄三監督の「颱風とざくろ」を封切りで見た時はショックだった。それまで清純派だった星由里子がセミヌードになって、石坂洋次郎原作らしくSEXに関するきわどいセリフを堂々と言ったのだから。あっしも性に目覚めたばかりだったし、ともかく興奮させられたっけ。
しかし先日見直してみると、隠すところはしっかり隠していた。そんな星由里子が初めてヌードを見せたのが「千曲川絶唱」だ。病に侵されたトラックの運転手、北大路欣也と、その看護をしながら愛し合うようになる看護婦、星由里子の純愛難病物語を、名匠・豊田四郎が格調高く描いた作品だが、封切り当時15才のあっしは、ラストシーンの星由里子がのヌードしか印象に残っていない。死ぬ直前の北大路が「君が見たい!」と言うと、星由里子が黙って白衣と下着を脱いで全裸になる。それを見る北大路の眼の演技が素晴らしい。うるんでいて、やさしくて、「股旅三人やくざ」の仲代達矢、「傷だらけの人生」のラストの遠藤辰雄と並び、あっしが秘かに三大素晴らしい眼技と呼んでいる。
若き日の星由里子のヌード、じっくりとお楽しみあられたし。かしこ。
( 書き下ろし )
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