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「修羅雪姫」
(しゅらゆきひめ) 監督:藤田敏八 出演:梶芽衣子/黒沢年男/大門正明/西村晃 1973年
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掲載日2004年12月31日 |
数年前、釈由美子の「修羅雪姫」を見て怒り狂った。1973年に公開された梶芽衣子主演の「修羅雪姫」のリメイクだとばかり思っていたら、それとは何の関係もない近未来を舞台にした無国籍アクションなのだ。どんな映画を作ってもいいが、それならオリジナルの題名を付けてほしい。勝手に往年の名作の題名を使うなッ!
さて、こちら本物の「修羅雪姫」が1月に放送される。やくざ映画全盛期には、藤純子、江波杏子、安田道代、扇ひろ子、そして梶芽衣子が主演の女侠ものが数多く作られたが、「修羅雪姫」のヒロイン、お雪が一番暗い過去を持つ。なんたって母に代わって復讐をする為にこの世に生を受けたってんだから凄い。
「さそり」シリーズもそうだが、怨念を持つ女を演じさせたら梶芽衣子の右に出る者はいない。日活ニューアクションの鬼才、藤田敏八監督の唯一の正統派やくざ映画としても記憶に残る名作だ。続編の「修羅雪姫 怨み恋歌」と二本立てでの放映となるが、理想をいえばレンタル・ビデオ屋で「キル・ビル」を借りてきて、三本立てで見るともっと楽しいぞ。
( 書き下ろし )
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