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「夫婦善哉」
(めおとぜんざい) 監督:豊田四郎 出演:森繁久彌/淡島千景/司葉子/浪花千栄子 1955年
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掲載日2005年01月14日 |
あっしは映画だけでなく、芝居も好きなのだ。2月の楽しみは新橋演舞場での「夫婦善哉」沢田研二の柳吉、藤山直美の蝶子の顔合わせだ。唐沢俊一氏のお母さんによると映画の「夫婦善哉」にはキャスティングに不満がある。柳吉は老舗の若旦那で二枚目だけど生活能力がなく、蝶子はブスだが母性愛に溢れた女で、森繁は二枚目ではなく、淡島千景も美人過ぎるので、今回の新橋演舞場の方が原作のイメージだと言っていたが。でも舞台の演出は豊田四郎じゃないからねえ。
さて、演舞場での舞台の前に、映画版をもう一度見直そうか。主役の二人も巧いが、脇役も揃っている。養子の山茶花究の冷酷さ、手代の田中春男の軽薄さ、そして蝶子の父親役は当時の大映のベテラン漫才師らしいがいい味を出している。
そうそう、映画の中で柳吉が蝶子を自由軒に連れてゆき、インディアンカレーの食べ方をコーチする場面がある。自由軒のインディアンカレーはドライカレーの上にタマゴが乗っていて、それをまぶして食べるのだが、今レトルトになって(銀座)松屋の地下で売っているから、是非お試しを。また横浜のカレー・ミュージアムにも出店しているよ。
( 書き下ろし )
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