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「百合祭(1)」
(ゆりさい) 監督:浜野佐知 出演:吉行和子/ミッキーカーチス/正司歌江/白川和子 2001年
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掲載日2005年02月11日 |
浜野佐知は女流ポルノ監督の第一人者だ。
いつの頃からかポルノ映画では男女が全裸で重なりあっては映倫からカットされるということになっていて、からみのシーンでは男はいつもパンツをはき、それをちょっとずらして結合するというパターンが定着していた。
これを打ち破ったのが浜野佐知だ。「男と女が愛し合うのに、お互い全裸にならないなんて不自然じゃない」浜野佐知は堂々と男女が全裸でのからみを撮ったが、映倫からは何のクレームもつかなかった。
男は前例にこだわり、周囲と波風を立たせないようにするが、女は本能のおもむくままに行動する。浜野佐知のこの姿勢を知った時、日本も女性首相が誕生した方がいいのではと心底思った。その浜野佐知が撮った「百合祭」が面白いとは、ミッキーカーチスから撮影中に聞いていた。ミッキーが「好色一代男」の世之介ばりに老女にもてまくる話で、吉行和子、白川和子、正司歌江が相手役になるシルバーSEXをテーマにした映画で、海外で賞をとったというのになかなか日本では公開されずに、やっと決まったと思ったら下北沢のマイナーな小屋だった。その不幸な映画が今月放映されるのはまことにありがたい。 この項つづく
( 書き下ろし )
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