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コラム

連載快楽亭ブラック
「育ちざかり」 (そだちざかり)  監督:森谷司郎 出演:内藤洋子/黒沢年男/十朱幸代/村松英子 1967年 掲載日2005年05月20日
 脚本家の桂千穂さんに好きな女優は?と聞かれた。あっしの答は、東映で大川恵子、東宝が内藤洋子で日活が芦川いづみ、ロマンポルノで山科ゆり。それを聞くと桂さん、意外そうな顔で「ブラックさんて清純派好みだったんだ」。他人に言われて初めて気が付いた。
 そう、あっしは清純派好みであります。特に内藤洋子は好きだったなあ。みどりの黒髪、広いおでこにふっくらボディ。当時の東宝は内藤洋子と酒井和歌子が2大アイドルだったが、あっしは断然内藤洋子だった。そして内藤洋子作品のベスト2が「伊豆の踊子」と、今月放映の「育ちざかり」だ。
 長女・村松英子、次女・十朱幸代、三女・内藤洋子というキャスティングが凄い。オデコの広い美人女優2人を内藤洋子の姉役で起用した。オデコフェチのあっしはクラクラしてしまった。
 17歳の少女のピチピチの青春がともかくまぶしかった。内藤洋子は人気絶頂期に結婚して引退したが、その娘の喜多嶋舞がデビューし、ヌードになった時、あっしはお市の方を愛したが想いが届かず、その娘の茶々を愛人淀君にした豊臣秀吉の気持ちがわかったぞ。 ( 書き下ろし )

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