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「大東亜戦争と国際裁判」
(だいとうあせんそうとこくさいさいばん) 監督:子森白 出演:嵐寛寿郎/高田稔/竜崎一郎/坂東好太郎 1959年
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掲載日2005年08月26日 |
鞍馬天狗のオジサン、嵐寛寿郎ほど凄い役者はいない。鞍馬天狗やむっつり右門といったスーパーヒーローを演じるだけでなく、「危うし!伊達六十二万石」では冷酷無情な悪役、原田甲斐を演じ、今村昌平監督の「神々の深き欲望」では南方の島の老人という他の大スターなら絶対に演じない役をこなし、明治天皇、神武天皇、そして東条英機までも演じているのだから。
嵐寛が東条英機を演じているのは「大東亜戦争と国際裁判」坊主頭にして太平洋戦争の開戦から終戦、GHQによる逮捕直前の自殺未遂、そして東京裁判までを描いた作品だ。
嵐寛が東条首相を演じて何の違和感もないのに驚かされる。大スターは何を演っても変わらないものだが、嵐寛は大スターでありながら役になりきることが出来る珍しいタイプだ。
靖国神社でのA級戦犯合祀が問題となっている今だからこそもう一度見直したい作品。
際ものっぽい題名だが骨太の戦争映画になっている。お見逃しなく。 →「大東亜戦争と国際裁判」放送スケジュールはこちら
( 書き下ろし )
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