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「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」
(ごじら・もすら・きんぐぎどら だいかいじゅうそうこうげき) 監督:金子修介 出演:新山千春/宇崎竜童/小林正寛/佐野史郎 2001年
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掲載日2005年09月09日 |
金子修介監督には二度驚かされた。最初はデビュー作「宇能鴻一郎の濡れて打つ」まさか子供の頃見たスポ根美少女アニメ「エースをねらえ!」をロマンポルノでパロディにするとは。
うれしくて、懐かしくて、楽しくて、おかしかった。
2度目は「ガメラ 大怪獣空中決戦」。いつの間にかお子様向きに堕落してしまった怪獣映画を、大人の為のエンタテインメントに戻してくれた。金子修介に「ゴジラ」を撮らせたい。金子修介だったら「ゴジラ」を復活させてくれると思った怪獣映画ファンはあっしだけではなかったろう。そしてその願いが叶ったのが「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」だ。ヒーローになっていたゴジラを凶悪な怪獣に戻しただけでなく、日本を守る護国聖獣に東宝怪獣映画No.1ヒール、キングギドラをもってきた逆転の発想にうなった。ハリウッド版「GODZILLA」を「アメリカ人がゴジラと言っているだけで、日本人はあれをゴジラと認めていません」というセリフは痛快だった。怪獣バトルは迫力があり、死んでゆくモスラの力で蘇ったキングギドラがゴジラを倒すシーンは感動的だった。
金子修介と同時代に生きられて幸福だ。
( 書き下ろし )
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