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「座頭市逆手斬り」
(ざとういちさかてぎり) 監督:森一生 出演:勝新太郎/藤山寛美/滝瑛子/島田竜三 1965年
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掲載日2005年10月07日 |
「座頭市」シリーズで座頭市と戦った大物といえば、三船敏郎、仲代達矢、時代劇スターでNO.1の殺陣の達人・近衛十四郎、香港のカンフースター、ジミー・ウォング、それに第一作で剣豪・平手造酒に扮した天知茂等があげられるが、忘れてはならないのが、今月放映される「座頭市逆手斬り」での藤山寛美だ。前に名をあげた五人は座頭市と剣で戦うが、藤山寛美は勝新太郎と芸で競う。なんと寛美はニセ座頭市に扮して、自分が呼んだアンマが本物の座頭市とは知らずに肩をもませるのだ。「居合いをやると肩がこるねえ」と言って肩をもませるシーンは腹の皮がよじれる程笑った。お互いの芸を認め合っている勝新と寛美の息の合った、それでいて芸の火花の散るこのシーンはシリーズ中の名場面として忘れることができない。
またこのシリーズ、三隅研次、池広一夫、森一生、安田公義、田中徳三といった監督が競作し、お互いに殺陣や笑いに工夫をこらすのも楽しかった。本作では森一生が最後の大殺陣シーンでどうやって市を追い詰めるか、市がどうやって斬り抜けるかが見物になっている。→「座頭市逆手斬り」放送スケジュール
( 書き下ろし )
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