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「美貌の都」
(びぼうのみやこ) 監督:松林宗恵 出演:司葉子/宝田明/木村功/清川虹子 1957年
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掲載日2005年12月31日 |
宝田明、司葉子主演の「美貌の都」。主題歌も宝田明が歌っているとあって、都会的なメロドラマを想像していたが、映画はなんとも泥臭いメロドラマだった。
大阪の町工場で働く司葉子は同じ工場の宝田明と恋仲で周囲も二人は結婚するものと思っていたが、工場の取引先の大企業の副社長、木村功が司に一目惚れ。司も木村と付き合ううちに宝田が貧乏臭く見えてきて二人は別れるも、司は木村に捨てられ、宝田もじれてやくざの仲間入りをするも運命の糸は再び二人を結び付けるという物語。
司葉子がヒロインと、アバズレ女の二役を演じているが、清純派のイメージの強い司葉子のアバズレ役は珍しく、それだけでも一見の価値有り。
しかしこの映画の圧巻は司葉子の母親役、清川虹子の圧倒的な存在感だ。ラストで娘に意見するシーンは「復讐するは我にあり」「喜劇 女は度胸」と並び彼女の長い映画人生でのベスト3の名演だ。
監督は松林宗恵。「社長」シリーズや戦争映画だけでなし、一見不似合いのメロドラマでも手堅い演出を見せている。→「美貌の都」放送スケジュール
( 書き下ろし )
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