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「不信のとき」
(ふしんのとき) 監督:今井正 出演:田宮二郎/若尾文子/加賀まりこ/岡田茉莉子 1968年
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掲載日2006年08月18日 |
2000万円の借金返済の為には、どんな仕事も断らないのがモットーのあっしだが、先日週刊誌から米倉涼子の「不信のとき」についてのコメントを求められた時だけ断った。‘68年の映画「不信のとき」で、田宮二郎の夫、岡田茉莉子の妻、若尾文子の愛人という豪華キャストを見ているあっしにとって、石黒賢の夫、米倉涼子の妻、デブ女の愛人なんてキャスティングを聞いただけで映画版への冒涜であり、見る気にもなれなかったから、コメントしようがないのだ。
自分がもてると自惚れ、妻と愛人の間を器用に渡り歩いていた田宮二郎が女たちに復讐されるドラマは大人でしか味わえないものだが、この映画の印象を強く残すのは、ポスターの序列問題だ。当時、勝新太郎との名コンビ「悪名」シリーズや、社会派サスペンス「黒」シリーズ、現代アクション「犬」シリーズで人気絶頂の田宮二郎はこの映画で自分が主演のつもりでいたが、映画は若尾文子、岡田茉莉子二大女優の顔合わせを売り物にして田宮二郎は三番目、これにクレームをつけたら大映の永田雅一社長の怒りを買いクビになってしまうというスキャンダルを想い出して見直そう。
→「不信のとき」放送スケジュール
( 書き下ろし )
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