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「いま、会いにゆきます」
(いま、あいにゆきます) 監督:土井裕泰 出演:竹内結子/中村獅童/武井証/平岡祐太 2004年
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掲載日2006年11月10日 |
SF、それもタイムスリップものが好きだ。
タイムスリップものを見て、物語の整合性をチェックする。上手くだましてくれる映画はいいが、「ありえねえだろ」と突っ込みを入れたくなる映画もある。
TVCMのガスパッチョ、妻夫木聡の部屋の洋服タンスがタイムトンネルになっているやつ。ガリレオが日本語をしゃべったり、小野妹子が女だったりするのだから、あれに整合性をもたせるとしたら頭のイカれた青年の妄想ということになる。
「いま、会いにゆきます」が素晴しいのは一級の純愛映画であるだけでなく、父子ものとしても、SF映画としても大傑作であることだ。
それまで変った人間ばかりを演じてきた中村獅童が初めて平凡な父親を演じているが、これが実に巧いのだ。不器用な父を励ます子供もいい。会社の上司の中村嘉津雄が、甥である獅童を暖く見守る姿もまたいい。そして竹内結子が美しい。感動の名作で出会った男優と女優が、映画のように愛し合い、映画のように男の子を産むのだが、映画のように妻の死ではなく、離婚してしまうとは。事実は映画より奇なりだ。また見て泣こう。
→「いま、会いにゆきます」放送スケジュール
( 書き下ろし )
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