|
「續姿三四郎」
(ぞくすがたさんしろう) 監督:黒澤明 出演:藤田進/大河内傳次郎/月形龍之介/轟夕起子 1945年
|
掲載日2006年12月08日 |
プロレス全盛期によく居酒屋で馬場ファンと猪木ファンが、馬場と猪木はどっちが強いかを論争し、あげくは「表へ出ろ」と喧嘩になった。ファン同士が喧嘩をしてもどっちが強いかの答えにならないのだが・・・・。
プロレスファン同士でさえこうなのだから、これが空手と柔道とかジャンルの違う格闘家同士だったらなお大変。異種格闘技戦では選手もセコンドもファンも目が血走り物凄い緊張感だった。
「續姿三四郎」の魅力は異種格闘技にある。
前作「姿三四郎」では日本古来の柔術対柔道の対決。呼び名が違うだけでやっていることは柔道だったのだが、本作では酒席の余興として行われていたボクシング対柔道で日本の柔道家が白人ボクサーにボコボコにされるのを見ていて我慢出来なくなった三四郎がボクサーに挑むシーンから始まって、ラストでは前作で倒したライバルの弟が空手家で、柔道対空手の対決となる。どのシーンもアクションの名手、黒澤明だけに迫力たっぷり。映画ファンだけでなく、格闘技ファンにも見てもらいたい傑作だ。この映画が日本における異種格闘技の原点なのだから。
→「續姿三四郎」放送スケジュール
( 書き下ろし )
|
|