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「タンポポ」
(たんぽぽ) 監督:伊丹十三 出演:山崎努/宮本信子/役所広司/渡辺謙 1985年
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掲載日2006年12月29日 |
中野駅北口に味七というラーメン屋がある。
札幌でサラリーマンをしていたマスターが、脱サラして上京し開店した店で、店が狭く席が7席しかなかったので味七とつけた。今では繁盛して店を拡張、支店まで出して年商1億だという。ラーメンブームなんだなぁとしみじみ思った。
そのラーメンブームの要因の一つが伊丹十三の「タンポポ」だ。場末の汚なく不味いラーメン屋に流れ者がやって来て、未亡人に美味しいラーメンの作り方を教え、行列の出来る人気店にして去ってゆく。西部劇の名作「シェーン」を、舞台をラーメン屋に置き換えるという伊丹十三の発想が憎い。往年の時代劇スター、大友柳太郎がいきなりラーメンの正しい食べ方を教える達人役で出てくるのが懐かしく嬉しい。
ラーメンだけでなく美味しい食べ物がこれでもかと出てきて、見ていてヨダレがこぼれそうになる。食欲と性欲は人間の2大本能だが、間違いなく食欲を刺激する映画だ。
→「タンポポ」放送スケジュール
( 書き下ろし )
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