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「あげまん」
(あげまん) 監督:伊丹十三 出演:宮本信子/津川雅彦/大滝秀治/北村和夫 1990年
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掲載日2007年05月18日 |
「私ってあげまんなの」
SEXが終わった後で女にそう言われた。
ラッキーと思ったがその後がいけない。
「前の旦那も彼も、みんな出世したのよ。私と別れた後だったけどね。」
オイオイ、それってあんたがサゲマンてことじゃないの。えらい女とやってしまったと思ったが仕方ない。何事もなければいいがと思ったが、その後であっしは2000万の借金をして、落語立川流を除名、離婚、そして大動脈カイリで死にかけた。げに怖ろしきサゲマンパワーだった。
「あげまん」。夜の世界で秘かに囁かれていたこの言葉をメジャーにしたのは伊丹十三の力だ。それにしても何という大胆な題名だろう。企画、製作した伊丹十三も偉いが、それを許した東宝も凄い。
「あげまん」こそ、若者にはわからない大人の艶笑コメディだ。何度見ても面白いが、伊丹十三作品にそれを望んでも仕方ないが、なろうことなら宮本信子以外の女優で見たかった。昔と同じ脚本で「椿三十郎」をリメイクする森田芳光監督、次は「あげまん」をリメイクして。出来たら黒木瞳主演で!
( 書き下ろし )
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