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「嫌われ松子の一生<PG-12>」
(きらわれまつこのいっしょう) 監督:中島哲也 出演:中谷美紀/瑛太/伊勢谷友介/黒沢あすか 2006年
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掲載日2007年06月29日 |
「嫌われ松子の一生」はあっしにとって運命の一本になった。素晴らしい映画だった。
あんな悲惨な一生をおくる女を描いて、明るく楽しく、見事な人生賛歌。人間への応援歌になっている。映画という芸術が遂に到達した奇跡だと思った。映画で松子が住んでいたのが荒川のそばの安アパート・ひかり荘の202号室。現在あっしが住んでいるのが荒川区のひかり荘201号。というのも縁を感じた。
あっしは頼まれもしないのに、この映画の応援団長を買って出て、逢う人ごとにこの映画をほめまくり、自分の連載では「スピルバーグもタランティーノも土下座しろ。日本には中島哲也がいるぞ!」と書いた。その結果は?
なんと配給元の東宝から試写状がストップしたのだ。何故?
何かのミスだと思って東宝に掛け合った試写状は来ないままだった。あっしにとって大好きな女にプロポーズしたら、途端に絶交されたようなものだ。プライドが激しく傷ついたあっしは、映画評論家の看板を下ろし、新作映画の試写へ行くのをやめ、ただの日本映画ファンに戻った。あっしは東宝から、「嫌われブラック」にされたのだから。トホホ。
(スタッフ注:師匠!単に引越し先の伝え漏れですよ!次回からちゃんと届きます。)
( 書き下ろし )
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