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「真夜中の弥次さん喜多さん」
(まよなかのやじさんきたさん) 監督:宮藤官九郎 出演:長瀬智也/中村七之助/小池栄子/竹内力 2005年
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掲載日2007年12月07日 |
意表をつくギャグが連発の
前半がメチャクチャ面白い!
「弥次喜多」ものは戦前から何十回となく映画化されている。「弥次喜多」ものにルールはない。あの遠山の金さんとねずみ小僧が弥次喜多になろうが、紀州の殿様と尾張の殿様が弥次喜多になろうがかまわない。
またその道中も東海道に限ったことではなし、東北を旅したり、地獄へ行ったり、はたまた時空を超えて現代の撮影所へ飛び込んだりとなんでもありなのだ。
であるからして、弥次さんと喜多さんがおホモだちで、喜多さんの麻薬中毒となおす為に二人がお伊勢参りの旅に出るという「真夜中の弥次さん喜多さん」は異色時代劇でもなんでもなし、むしろ「弥次喜多」ものの王道をゆく作品なのだ。
意表をつくギャグが連発される前半がメチャクチャ面白い。黄泉の国に行く後半は少々かったるくなってくるが、「弥次喜多」ものとしてはベスト5に入る好篇である。ただ伊勢にたどりつく前に物語が終わってしまうので、続編を作る気だと期待していたのだが、作られないのが残念でならない。
この映画にも出演している中村七之助の父、中村勘三郎はこの秋、自らが弥次さんを演じた「やじきた道中・てれすこ」に主演したが、この「弥次喜多」親子対決、息子の勝ちだと言っておこう。
ちなみにあっしの「弥次喜多」ものベスト1は、由利徹、南利明のコンビによる新東宝映画「東海道弥次喜多珍道中」だ。いつか当チャンネルでの放送を希望しておく。
→「真夜中の弥次さん喜多さん」放送スケジュール
( 書き下ろし )
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