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「日本一の色男」
(にっぽんいちのいろおとこ) 監督:古沢憲吾 出演:植木等/谷啓/ハナ肇/団令子 1963年
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掲載日2008年02月29日 |
口から出任せ出放題の無責任トークで大いに笑わせる喜劇の名作
「無責任」シリーズか「日本一」シリーズか忘れたが、植木等の主人公がいつものように遅刻して会社に来ると人見明の課長にバッタリ逢う。
おっといけねェ、今日はどういう言い訳にしようかと考える思い入れがあってから「課長、お早うございます」と元気に挨拶する。そんな演技をリハーサルで植木等が見せたら、古沢憲吾監督に怒られたという。
「無責任男は何も考えないで相手を煙に巻くんだ!」
あっしは植木等から聞いたこのエピソードが大好きだ。植木等のヒットシリーズ「無責任」「日本一」シリーズの影に名匠・古沢憲吾あり。
その「日本一」シリーズの一作目がこの「日本一の色男」だ。本作の役名は光等。もちろん「源氏物語」の超モテモテ主人公、光源氏からとったものだ。そういえば植木等の人気絶頂時に植木等主演で「源氏物語」を作ったら面白かったろうね。あっちこっちの女を片っ端から口説いてやりまくる光源氏こそ、元祖無責任男だったんだから。
さて光等は化粧品会社のセールスマン。口から出任せ出放題の無責任トークで女性客を口説きまくり売り上げを順調に伸ばしてゆく。
どんなに女性客や社内のOLに甘い言葉を囁いて相手をその気にさせても、決して肉体関係を結ばないのは時代を感じさせて、今見ると物足りなさを感じさせる。そういえば「日本一のホラ吹き男」も植木等の演技にごまかされずに見れば、モーレツに努力するサラリーマン物語だった。
→「日本一の色男」放送スケジュール
( 書き下ろし )
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