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2018.07.09 【訃報】俳優の加藤剛さんが亡くなられました(享年80)

テレビ時代劇「大岡越前」や映画「砂の器」など、映画、ドラマ、舞台と幅広く活躍された
俳優の加藤剛さんが6月18日に亡くなられていたことが分かりました。80歳でした。

1938年静岡県生まれ。
大学卒業と同時に俳優座養成所に入り、1962年のTBSドラマ「人間の條件」で主役を演じ一躍注目されました。
その後1964年に人気ドラマ「三匹の侍」に出演し、豪快な太刀さばきと知性あふれる二枚目ぶりで人気を集めました。

映画デビューは1963年の木下惠介監督「死闘の伝説」。
1967年「上意討ち 拝領妻始末」(小林正樹監督)でNHK映画賞の最優秀助演男優賞を受賞するなど高い評価を得て。
1972年、栗原小巻と共演した純愛映画「忍ぶ川」(熊井啓監督)の清新な演技で一躍スターダムにのし上がり、
1974年、日本映画史に残る名作「砂の器」(野村芳太郎監督)に出演、暗い過去を隠したエゴイスティックな天才ピアニスト役の
演技が高く評価され、映画も大ヒットしました。

また、1970年に始まり約30年間におよぶ長寿作となったテレビ時代劇「大岡越前」で南町奉行・大岡越前守忠相役を演じ国民的な人気を博しました。
その他、「剣客商売」(1973)、NHK大河ドラマ「風と雲と虹と」(1976)、「獅子の時代」(1980)などドラマに多数出演、お茶の間での人気を不動のものとしました。

舞台でも1992年「わが愛三部作」で紀伊國屋演劇賞、芸術選奨文部大臣賞を受賞。
「伊能忠敬物語」(1999)「コルチャック」(2006・2009)「月光の海 ギタラ」(2011・2013)など、
毎年のように舞台出演されていました。

主な映画出演作に、
「子育てごっこ」(1979・今井正監督)、「衝動殺人・息子よ」(1979・木下惠介監督)、「次郎物語」(1987・森川時久監督)、
「ハラスのいた日々」(1989・栗山富夫監督)、「伊能忠敬 子午線の夢」(2001・小野田嘉幹監督)、
「沈まぬ太陽」(2009・若松節朗監督)、「舟を編む」(2013・石井裕也監督)など。
今年2月に公開された「今夜、ロマンス劇場で」(武内英樹監督)が最後の映画出演となりました。

2001年紫綬褒章受章。2008年旭日小綬章受章。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

日本映画専門チャンネルでは下記の加藤剛さん出演作品を放送予定です。

沈まぬ太陽」8/5(日)8:45~ ほか
西村京太郎サスペンス 冤罪Ⅰ~Ⅳ」(TVドラマ) 8/27(月)10:50~ほか

※姉妹チャンネルの時代劇専門チャンネルでは下記の加藤剛さん出演作品を放送中です。

大岡越前 第6部」 あさ 7:00
大岡越前 第9部」 ひる 12:00
大岡越前 第10部」 午後 5:00
剣客商売'73」 ひる 1:00

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