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影武者
1943年・79分 出演:大河内傳次郎、藤田進、河野秋武、高堂国典、志村喬、轟夕起子、 月形竜之介 監督:黒澤明 原作:富田常雄
明治十五年修道館の茶道家・矢野正五郎(大河内傳次郎)に心酔した姿三四郎(藤田進)は門下生となり頭角を現すが、慢心による思い上がりから大乱闘を起こす。この事件で師から罰を受けた三四郎は謙虚な男に生まれ変わり、武道とは暴力ではない事を悟る。そんな三四郎に修道館と対立する他流派の猛者達から、次々と挑戦状が舞い込んでくる…。
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1944年・85分 出演:入江たか子、矢口陽子、谷間小百合、河野秋武、志村喬、清川荘司、 菅井一郎 監督:黒澤明
太平洋戦争も末期に近い昭和十九年、若い女性達は挺身隊の名で軍需工場で働いていた。精密兵器のレンズ工場では渡辺ツル(矢口陽子)ら数十人の女性が寝食を共にして頑張っていた。成績は着実に伸びていったが、次第に疲労の色を隠せなくなっていった。同時に些細な事からいさかいも起こるようになり和は乱れていく…。
1945年・83分 出演:大河内傳次郎、藤田進、月形龍之介、河野秋武、轟夕起子、森雅之、 宮口精二 監督:黒澤明 原作:富田常雄
長旅から戻った姿三四郎(藤田進)は修道館の人々に暖かく迎えられる。その頃、右京ヶ原で三四郎に敗れ病床に伏す檜垣源之助の弟・鉄心と源三郎が、兄の復讐の為に上京する。傍若無人に振る舞う二人から果たし状を受け取った三四郎は、正義感から単身、彼らの待つ天狗峠へ向かい、破門を覚悟で一対二の死闘に挑むが…。
1946年・110分 出演:原節子、藤田進、大河内傳次郎、杉村春子、三好栄子、河野秋武、 高堂国典、志村喬 監督:黒澤明
満州事変を機に軍国主義が一段と強まる中、京都帝大教授の娘・幸枝(原節子)は学友だった野毛(藤田進)を訪ねる。共に自由主義者だった二人は共鳴し合い共に生活を始めるが、野毛は国際スパイとして検挙され幸枝も獄舎に放り込まれる。そして野毛は獄死。傷心の幸枝は野毛の遺骨を抱き、野毛の故郷へ向かうのだった…。
1947年・108分 出演:沼崎勲、中北千枝子、菅井―郎、森敏、渡辺篤、並木―路、水谷史朗、 堺左千夫 監督:黒澤明
ある日曜日、恋人同士の雄造(沼崎勲)と昌子(中北千枝子)は街に出た。所付金は二人合わせて三十五円と寂しいものだったが、仲良く街を歩く。モデルハウスを見学した昌子は、夢見がちになるが雄造が水をさす。それからというもの良い事は起こらず二人はふさぎこむが、最後には気を取り直し、夜の野外音楽堂で二人だけのコンサートを開く…。
1948年・98分 出演:志村喬、三船敏郎、山本礼三郎、小暮実千代、笠置シズ子、久我美子 監督:黒澤明
真田(志村喬)は闇市の界隈に住む人々を診る町医者。口は悪いが心根は優しく腕も一流。そこへピストルの傷の手当てを受けに、闇市の顔役の松永(三船敏郎)がやって来る。一目見て肺病に冒されていると判断し治療を勧めるが、松永は言う事を聞かない。その頃、松永の兄貴分の岡田が出所し、闇の世界の力関係に変化が起きていく…。
1949年・122分 出演:三船敏郎、志村喬、清水元、河村黎吉、淡路恵子、三好栄子、木村功 監督:黒澤明
新米刑事・村上(三船敏郎)は満員のバスの中でスリに遭い、拳銃を盗まれる。そして盗まれた拳銃で傷害事件が起きてしまう。村上はスリ係の老刑事やベテラン刑事・佐藤(志村喬)に助けられながら捜査していく。地道な努力の末、スリの常習犯の供述から犯人にたどり着くが、運悪く相棒が撃たれてしまう。村上は一人、犯人を追うが…。
1945年・58分 出演:大河内傳次郎、藤田進、榎本健一、森雅之、志村喬、 仁科周芳(岩井半四郎) 監督:黒澤明
北陸道を急ぐ山伏姿の七人の男達がいた。兄の源頼朝から逃れる弟の義経(仁科周芳)と弁慶(大河内傳次郎)ら一行だ。村で雇った強力から、関所では義経らを捕まえようと厳しい警護がなされている事を聞く。安宅関で一行は南部東大寺建立の為の勧進山伏を装い通過しようとするが、関所の富樫は一行を疑い勧進帳を読めと迫る…。
1952年・143分 出演:志村喬、小田切みき、小堀誠、金子信雄、千秋実、菅井きん、 宮口精二、加藤大介 監督:黒澤明
三十年間無欠勤の市役所の市民課長・渡辺勘治(志村喬)はある時、自分が癌に冒されている事を知る。暗い気分の勘治に息子夫婦の冷たい仕打ちが追い打ちをかける。街に出て羽目をはずすが気は晴れない。そこで事務員の小田切とよ(小田切みき)と出会い、今までの自分の仕事ぶりを反省する。勘治は心機一転、仕事に取り組むが…。
1954年・207分 出演:三船敏郎、志村喬、稲葉義男、宮口精二、千秋実、加東大介、木村功、 津島恵子 監督:黒澤明
戦国時代、野武士達の襲撃に恐れおののく村があった。村人達はその対策として、用心棒として侍を雇う事にする。侍さがしは難航するが、才徳にすぐれた勘兵衛(志村喬)を始めとする個性豊かな七人の侍が決まった。最初は侍を恐れる村人達だったが、いつしか一致団結して戦いに挑むことに。しかし戦闘は熾烈を極めた…。
1955年・103分 出演:三船敏郎、三好栄子、清水将夫、千秋実、青山京子、根岸明美、志村喬 監督:黒澤明
鋳物工場の経営者・中島喜一(三船敏郎)は、家族全員でブラジルに移住しようと、突然言い出す。原水爆と放射能に対して被害妄想に陥った喜一は、地球上で安全なのは南米しかないと主張。財産を処分してまで実行しようとする喜一に家族は猛反対、法律に訴えてまで阻止するが、追い詰められた喜一は驚くべき行動に出る…。
1957年・110分 出演:三船敏郎、山田五十鈴、千秋実、志村喬、浪花千巣子、加藤武、藤木悠 監督:黒澤明
戦国時代、蜘蛛巣城の城主・国春に仕える鷲津武時(三船敏郎)は謎の老婆の予言を聞く。それによれば武時はやがて城主になれるという。もとより権力欲の強い武時は妻の勧めも手伝い君主を殺害、城主に収まる。また疑心暗鬼から盟友の親子をも手にかける。君主と親友を殺害した武時は、次第に妄想に取り憑かれていく。そんな時、隣国から軍勢がなだれこんでくる。先手の将は武時に君主殺しの濡れ衣を着せられた軍師だった…。
1957年・125分 出演:三船敏郎、山田五十鈴、香川京子、上田吉二郎、中村鴈治郎、千秋実 監督:黒澤明
江戸の場末の棟割り長屋には、自堕落だがバイタリティー溢れる人々が住んでいた。その中の一人、泥棒の捨吉(三船敏郎)は大家の女房と密通を重ねていたが、本当は妹のかよに惚れていた。ある日、長屋に巡礼の老人が現れ、人々に悟りきった事を説いてまわる。賛同する者も出て、長屋の雰囲気は変わり始めるが…。
1958年・139分 出演:三船敏郎、上原美佐、千秋実、藤原釜足、藤田進、志村喬、三好栄子 監督:黒澤明
戦国の乱世、秋月家は隣国の山名家と戦って敗れる。秋月家の侍大将・真壁六郎太(三船敏郎)は、世継ぎの姫君・雪姫(上原美佐)を擁して隠し砦にこもる。六郎太はお家再興のための軍資金を運び出す脱出計画を練るが、敵地を横断突破するより他に道はない。六郎太、雪姫ら一行は奇策に満ちた敵中突破作戦を開始する…。
1960年・151分 出演:三船敏郎、加藤武、森雅之、志村喬、西村晃、三橋達也、香川京子 監督:黒澤明
日本未利用土地開発公団・副総裁の娘(香川京子)と秘書・西幸一(三船敏郎)の結婚式の日、公団社員が逮捕される。新聞記者達は、五年前、課長補佐の自殺でうやむやになった公団がらみの不正事件を思い出す。幸一はその死んだ課長補佐の息子だったが身元を隠していた。その頃検察に差出人不明の密告状が届き、公団に嫌疑がかかる…。
1961年・110分 出演:三船敏郎、東野英治郎、山田五十鈴、加東大介、仲代達矢、司葉子 監督:黒澤明
二大勢力の縄張り争いに明け暮れ、すっかり荒れ果ててしまった小さな宿場町。そこに流れてきた桑畑三十郎(三船敏郎)と名乗る凄腕の浪人は清兵衛親分の用心棒になるが、女房の強つく張りに嫌気をさし、敵対するもう片方の丑寅を訪ねる。丑寅には短銃を使う弟がいた。結局、両派を煙に巻き、同士討ちを企てるが…。
1962年・96分 出演:三船敏郎、仲代達矢、加山雄三、団令子、志村喬、田中邦衛、小林桂樹 監督:黒澤明
ある夜、人気のない社殿で九人の若侍が密議していた。城代家老に汚職に関する意見書を提出したが受け入れられず、逆に大目付に諭され鬱憤を貯めていたのだ。そこへ物陰から一人の浪人(三船敏郎)が現れ、大目付が黒幕であると助言。現状はその通りで浪人は若侍達を手助けする事になり、お家騒動に巻き込まれていく…。
1963年・143分 出演:三船敏郎、山崎努、香川京子、仲代達矢、木村功、三橋達也、志村喬 監督:黒澤明
ナショナルシューズ重役・権藤(三船敏郎)の息子が何者かによって誘拐されるが、被害にあったのは実は運転手の子供だった。犯人は人違いをしていたのだ。犯人は疾走するこだま号に身代金を持って乗り込むよう要求してくるが、捜査陣は犯人の正体さえつかめない。そして事件は意外な展開を見せる…。
1965年・185分 出演:三船敏郎、加山雄三、山崎努、二木てるみ、内藤洋子、杉村春子 監督:黒澤明
貧しい人々の為の医療施設・小石川養成所に派遣されたエリート医師・保本登(加山雄三)は、赤ひげ(三船敏郎)が所長を努める下で働く事が不本意だった。しかし、貧困にあえぎながらも懸命に生きる人々と接し、座敷牢の狂女や娼家の幼女に出会ったり、赤ひげの医療技術の深さを垣間見るうちに、次第に考え方が変わっていった…。
1970年・140分 出演:頭師佳孝、田中邦衛、菅井きん、加藤和夫、伴淳三郎、芥川比呂志、 松村達雄 監督:黒澤明
六ちゃん(頭師佳孝)は毎日、「どですかでん、どですかでん」と言いながら、架空の電車を運転して街を一周する。六ちゃんをはじめ、この街には変わった人達が大勢住んでいる。シトロエンの廃車に住みつく乞食の親子や、我が子ではない五人の子供を必死になって育てる職人の良さん。貧しいが一生懸命に生きる愛すべき人達だ。
1980年・179分 出演:仲代達矢、山崎努、萩原健一、倍賞美津子、桃井かおり、大滝秀治、 根津甚八、油井昌由樹 監督:黒澤明
武田信玄の遺言により、信玄の影武者(仲代達矢)が誕生する。素性が盗人ではとうてい勤まりそうになかったが、信玄の密葬に感動してからは立派に勤めを果たそうとする。他方、家康と信長の生死をさぐる陽動作戦に出るが、一子・勝頼はそれを迎え撃ち勝利する。喜びもつかの間、信玄の愛馬から落馬したことで影武者である事が暴露されてしまう…。