懐かしの「日曜劇場」

これまで数々の名作ドラマを世に送り出し、日本民間放送連盟賞や芸術祭賞など国内の名だたる賞に輝いてきた北海道放送(HBC)制作による『日曜劇場』ドラマ傑作選をお送りします。

毎週月~金曜 あさ7時より放送

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日曜劇場 #78 北の熱帯魚(脚本/金子成人)
放送日:2月1日
1985年・TV・カラー    監督:長沼修   脚本:金子成人  
出演:佐藤B作/蜷川有紀/中西良太/多岐川裕美  

小樽の水族館で働く正一(佐藤B作)は真面目が取り柄だが、そのせいか、30半ばになっても浮いた話がない。目下、気になるのは同僚の安夫(中西良太)と妹の静江(蛭川有紀)との婚約話。頼りない安夫は「結婚を延期したい」などと言って、正一を困らせる。他人の色恋ばかりに振り回される正一のもとに、ある日、理由ありそうな美女、京子(多岐川裕美)が現れる…

「日曜劇場 #78 北の熱帯魚(脚本/金子成人)」(C)HBC
日曜劇場 #79 京子より愛をこめて(脚本/高橋正圀)
放送日:2月2日
1986年・TV・カラー    監督:甫喜本宏   脚本:高橋正圀  
出演:真野響子/梅野泰靖/平田満/柳沢慎吾  

札幌の放送局でアナウンサーを務める京子(真野響子)。現在は、ラジオ番組のパーソナリティを任されているが、最近惰性的な仕事が続いている。久しぶりに同級生の結婚祝いのため、故郷の増毛町に帰った京子は、同窓生の千春(柳沢慎吾)の玄人はだしの一発芸に驚く。放送局に務める京子から褒められた千春は、調子に乗って、彼女の局の芸人コンテストに応募するが落選。失意の千春は行方をくらませてしまう…

「日曜劇場 #79 京子より愛をこめて(脚本/高橋正圀)」(C)HBC
日曜劇場 #80 A列車でいこう(脚本/岩佐憲一)
放送日:2月3日
1986年・TV・カラー    監督:松田耕二   脚本:岩佐憲一  
出演:三田寛子/日色ともゑ/川谷拓三/名古屋章/杉本哲太  

二日後に東京に嫁ぐ予定の娘(三田寛子)は、5歳の時に分かれた実の父親(川谷拓三)に会うため、稚内行きの電車に乗っていた。彼女の胸には、母親(日色ともゑ)に連れられて、父親のもとを去る前に持ち出した1枚の古いレコード「A列車で行こう」が抱えられていた。場末のピアノバーで父親を見つけた彼女は、そのレコードを父親に渡すため歩み寄っていくのだが…

「日曜劇場 #80 A列車でいこう(脚本/岩佐憲一)」(C)HBC
日曜劇場 #81 女流マンガ家故郷に帰る(脚本/冨川元文)
放送日:2月4日
1986年・TV・カラー    監督:鎌田誠   脚本:冨川元文  
出演:桜田淳子/新藤栄作/佐藤オリエ/高橋ひとみ/古尾谷雅人  

人気マンガ家のベティ花島と偽って、東京から8年振りに故郷の積丹町に帰ってきた浜子(桜田淳子)。有名人の凱旋に町は大騒ぎ。同級生の林平(古尾谷雅人)は後援会の準備までしてくれていた。本当はクラブでホステスとして働く浜子は、周囲の様子に徐々に辛さを感じる。そんな時、浜子は林平から「東京に出たい」という相談を受ける…

「日曜劇場 #81 女流マンガ家故郷に帰る(脚本/冨川元文)」(C)HBC
日曜劇場 #26 ああ我が家(脚本/池端俊策)
放送日:2月5日
1980年・TV・カラー    監督:(演出)小西康雄   脚本:池端俊策  
出演:北林谷栄/川谷拓三/二木てるみ  

孤独で心やさしいお婆ちゃん(北林谷栄)と、借金で首が回らなくなったドジな誘拐犯(川谷拓三)の一日を明るくコミカルに、そして最後はしみじみと描く。資産家の息子の家で暮らす老女がある日突然男に車に連れ込まれて誘拐される。老女はすぐに身代金目的の誘拐と見破るが、不器用だがどこか心優しい男に同情し珍道中となる。

「日曜劇場 #26 ああ我が家(脚本/池端俊策)」(C)HBC
日曜劇場 #27 ヘソクリと泥棒(脚本/池端俊策)
放送日:2月8日
1981年・TV・カラー    監督:(演出)小西康雄   脚本:池端俊策  
出演:倍賞千恵子/植木等/菅井きん  

夫の出稼ぎの留守をあずかる農家の嫁(倍賞千恵子)・姑(菅井きん)の前にあらわれた男(植木等)は、出稼ぎの亭主の同僚と偽ってまんまと家に上がり込み、二人のヘソクリを狙っていたのだが…。

「日曜劇場 #27 ヘソクリと泥棒(脚本/池端俊策)」(C)HBC
日曜劇場 #28 おふくろの青春(脚本/折戸伸弘)
放送日:2月9日
1980年・TV・カラー    監督:(演出)鎌田誠   脚本:折戸伸弘  
出演:浜木綿子/江藤潤/竹田かほり/桑山正一  

北海道・鵡川(むかわ)駅前で、夫亡きあとも長年にわたり駅弁を製造・販売している女性店主(浜木綿子)と、そんな母親の生き方に反発を覚える息子(江藤潤)の葛藤を描く。「いつでも温ったかい弁当を…」亡夫の志を頑なに守りながら弁当を造り続ける母親は、店を手伝う一人息子に夢を託していた。息子は過去に家を飛び出し東京のとんかつ屋で働いていたが、ある日、その時の同僚女性(竹田かほり)と鵡川駅で再会する。

「日曜劇場 #28 おふくろの青春(脚本/折戸伸弘)」(C)HBC
日曜劇場 #29 アポイの休日(脚本/松山善三)
放送日:2月10日
1965年・TV・モノクロ    監督:(演出)小南武朗   脚本:松山善三/林秀彦  
出演:宇野重吉/湯浅みつ子/佐々木すみ江/佐野浅夫  

北海道の日高山脈に位置するアポイ岳を舞台に、耳の不自由な少女(湯浅みつ子)と集落にやってきた蜂飼いの老人(宇野重吉)との心の交流を描く。

「日曜劇場 #29 アポイの休日(脚本/松山善三)」(C)HBC
日曜劇場 #30 愛と人間 第5章「悲」(脚本/松山善三)
放送日:2月12日
1978年・TV・カラー    監督:(演出)甫喜本宏   脚本:松山善三  
出演:長山藍子/渡辺美佐子/児玉清/坂上忍/西村晃/山本陽子/京塚昌子  

和子(長山藍子)は、戦時中に父を見殺しにした中隊長(西村晃)をついに札幌で発見するが、それは和子の夫(児玉清)の上司であった。さらに、夫が長年にわたり女(山本陽子)と不倫関係が続いていたことを知る。

「日曜劇場 #30 愛と人間 第5章「悲」(脚本/松山善三)」(C)HBC
日曜劇場 #31 あかねの空(脚本/山内久)
放送日:2月15日
1980年・TV・カラー    監督:守分寿男   脚本:山内久  
出演:笠智衆/木の実ナナ/真野響子/山本亘  

一人娘(真野響子)とその嫁ぎ先の医者の反対にも関わらず、72歳で町内マラソン大会へ出場する男(笠智衆)。男の脳裏には、今は妻の他に一時愛した女(木の実ナナ)の記憶が巡る。老人の心象を通して〝生きる〟ことの意味をユーモラスに綴る。

「日曜劇場 #31 あかねの空(脚本/山内久)」(C)HBC
日曜劇場 #32 コスモス(脚本/山内久)
放送日:2月16日
1981年・TV・カラー    監督:(演出)守分寿男   脚本:山内久  
出演:笠智衆/藤真利子/山本亘/牟田悌三/日色ともゑ  

100万円の報奨金につられて孫夫婦(藤真利子、山本亘)が北海道の山奥で一人暮らしを続ける祖父のところへ同居の説得に出かける。今は亡き妻(日色ともゑ)との思い出に生きる祖父だったが…。

「日曜劇場 #32 コスモス(脚本/山内久)」(C)HBC
日曜劇場 #37 女房の眼鏡(脚本/長谷部慶次)
放送日:2月17日
1968年・TV・カラー    監督:(演出)守分寿男   脚本:長谷部慶次  
出演:池内淳子/木村功/青柳美枝子/林寛子  

親から継いだ古書店を営む妻(池内淳子)は、サラリーマンの夫(木村功)と姪(青柳美枝子)、娘(林寛子)と4人で暮らしていた。鳩小屋を作り鳩レースにうつつを抜かす夫は、妻から過去の浮気について疑惑の目を向けられている。

「日曜劇場 #37 女房の眼鏡(脚本/長谷部慶次)」(C)HBC
日曜劇場 #38 流氷の原(脚本/長谷部慶次)
放送日:2月18日
1970年・TV・カラー    原作:渡辺淳一   監督:(演出)守分寿男   脚本:長谷部慶次  
出演:池内淳子/木村功/夏桂子  

果てしなく広がる流氷。ある女性が溺れて死んだ。亡くなった女性の妹・幸子(夏桂子)は、この「事故」に疑いを持っていた。当時、姉と親しい仲だった律子(池内淳子)に殺されたのではないか…。実は亡くなった姉と律子は、岡富(木村功)という男性に好意を持っていた。ある夜、偶然10年ぶりに岡富と律子が出逢う。場所は霧の千歳空港だった…。

「日曜劇場 #38 流氷の原(脚本/長谷部慶次)」(C)HBC
日曜劇場 #39 にっぽんのパパ(脚本/岩間芳樹)
放送日:2月19日
1970年・TV・カラー    監督:(演出)船越一幸   脚本:岩間芳樹  
出演:フランキー堺/八千草薫/佐山泰三/亀田秀典/金井大  

SF小説の第一人者・小松左京の非SF短編「木静かならんと欲すれど…」をドラマ化。都会の生活しか知らない4人家族が、パパ(フランキー堺)の提案で北海道の開拓地に滞在するが厳しい自然と直面していく。慣れない暮らしの中でパパは家族から頼りにされ尊敬されていたが、パパのある決断が波乱を巻き起こす。

「日曜劇場 #39 にっぽんのパパ(脚本/岩間芳樹)」(C)HBC
日曜劇場 #40 旅ゆけば(脚本/田中陽造)
放送日:2月22日
1975年・TV・カラー    監督:(演出)長沼修   脚本:田中陽造  
出演:堀内正美/鈴木ヒロミツ/坂口良子/岸田今日子(声)  

都会の過保護でひ弱な若者(堀内正美)が、受験失敗を機に北海道一周の旅に出る。その道すがらヒッピー風の若者(鈴木ヒロミツ)と知り合い、二人で旅を続けることになる。ひ弱な若者が旅の途中の出会いを通じて、徐々にたくましさを身につけていく青春ドラマ。藤竜也の語りだけのレコードとして有名な「花一輪」が、劇中で印象的に使われる。

「日曜劇場 #40 旅ゆけば(脚本/田中陽造)」(C)HBC
日曜劇場 #41 雪の城(脚本/矢代静一)
放送日:2月24日
1967年・TV・モノクロ    監督:(演出)甫喜本宏   脚本:矢代静一  
出演:三上真一郎/大坂志郎/岩本多代/垂水悟郎  

1965年の北海道大学山岳部の雪山での遭難事件をモチーフに冬山に散ったひとりの若者の姿を描く。就職も決まり所属する山岳部でリーダ―として最後の春山登山に挑んだ青年(三上真一郎)だったが、露営中に大規模な雪崩に遭遇。事故の報を聞き、麓の小屋に駆け付けた父親(大坂志郎)は、そこにある一人の女性(岩本多代)がいることに気づく。

「日曜劇場 #41 雪の城(脚本/矢代静一)」(C)HBC
日曜劇場 #42 春遠からじ(脚本/ジェームス三木)
放送日:2月25日
1986年・TV・カラー    監督:(演出)鎌田誠   脚本:ジェームス三木  
出演:八千草薫/根岸季衣/小坂一也/梅野泰靖  

家族で質屋を営む妻(八千草薫)の前に、ある日、女(根岸季衣)が現れて夫と婚約したので別れてほしいと離婚を迫られる。夫に聞いてもとぼけるばかりで、疑心暗鬼になった妻は女のアパートに行ってみるが、その部屋には夫とは似ても似つかぬ別人が…。質屋を舞台にしたジェームス三木脚本によるライトなタッチの愛憎劇。

「日曜劇場 #42 春遠からじ(脚本/ジェームス三木)」(C)HBC
日曜劇場 #43 ダイヤモンドのふる街(脚本/市川森一)
放送日:2月26日
1987年・TV・カラー    監督:(演出)長沼修   脚本:市川森一  
出演:萬田久子/伊藤蘭/中村メイコ/大滝秀治  

札幌のブティックの女店長(伊藤蘭)が突然失踪する。東京から単身赴任した後任の店長(萬田久子)は、前店長の捜索を続けるうち、不倫問題、金銭問題など彼女が様々な問題を抱えていたことを知るが…。市川森一脚本による日本民間放送連盟賞優秀賞受賞作品。

「日曜劇場 #43 ダイヤモンドのふる街(脚本/市川森一)」(C)HBC
日曜劇場 #82 ああ!新世界(脚本/倉本聰)
放送日:3月1日、3月22日
1975年・TV・カラー    監督:(演出)長沼修   脚本:倉本聰  
出演:フランキー堺/南田洋子/藤原釜足/山本麟一  

かつて東京の有名な交響楽団にいたが、夢をあきらめ今は北海道の田舎町で町職員をしている中年男(フランキー堺)。楽団で同僚だった妻(南田洋子)も一緒に北海道についてきてくれた。ある時、昔の同僚から今度札幌に演奏旅行に行くので、シンバルを担当してくれないかと頼まれる。男は10年間演奏から離れているが、演奏曲のドヴォルザークの交響曲第9番「新世界」にはシンバルは一度しか出てこないし、やれるだろうと引き受けるのだが…。本作ほかの脚本により倉本聰が第12回ギャラクシー賞を受賞。

「日曜劇場 #82 ああ!新世界(脚本/倉本聰)」(C)HBC
日曜劇場 #83 ひとり(脚本/倉本聰)
放送日:3月2日、3月23日
1976年・TV・カラー    監督:(演出)守分寿男   脚本:倉本聰  
出演:船越英二/大原麗子/山内明  

定年を控えた男の心象風景を、倉本聰が独創的なスタイルで描く人間ドラマ。タイトル通り、ひとりで渓流釣りに励みつつ、過去を振り返る主人公のモノローグでほぼ全篇展開される、斬新な意欲作。鉄道会社の役員の送迎車の運転手を長年務めた草平(船越)は、退職の記念に役員に贈るヤマメを釣りに、ひとりで渓流に赴くが、思うように収穫のない中、同僚の洋子(大原)、釣りの指南役で戦争で亡くなった兄(山内)の姿が、心に浮かび上がってくる。

「日曜劇場 #83 ひとり(脚本/倉本聰)」(C)HBC
日曜劇場 #84 スパイスの秋(脚本/倉本聰)
放送日:3月3日、3月24日
1978年・TV・カラー    監督:(演出)長沼修   脚本:倉本聰  
出演:大滝秀治/大空真弓/伊藤洋一/松井信子  

札幌気象台の天気予報官の夫と家庭よりもスパイス会の仕事に熱心な夫婦愛のドラマ。小学生の大介(伊藤洋一)の父親の大三郎(大滝秀治)は気象台の予報官で、家は札幌気象台の構内にある。母親の利子(大空真弓)はスパイス好きが高じて、庭でスパイスの原料となる植物を育てていた。ある日、利子は弁当屋に「天気予報が当たらない」と嫌みを言われて、「天気予報は当たらなくて当然」と言い返した。それが原因で、大三郎と利子は夫婦ゲンカの真っ最中だった。

「日曜劇場 #84 スパイスの秋(脚本/倉本聰)」(C)HBC
日曜劇場 #85 遅れてきたサンタ(脚本/倉本聰)
放送日:3月4日、3月25日
1984年・TV・カラー    監督:(演出)長沼修   脚本:倉本聰  
出演:いしだあゆみ/三木のり平/平田満/山野久治   

新聞社に勤める記者が札幌から田舎の支局に異動になり、ふと立ち寄った居酒屋でサンタクロースの話を耳にする。美水という街に、7年前から急にサンタクロースがやってくるようになり、子供たちにプレゼントを渡すのだという。その話を聞いた記者はひどくほのぼのと興味をそそられた。そして反対するママの意見を聞かずに原稿にしてしまう。それから美水は大騒ぎ。テレビの生中継、サンタの正体暴きで街は騒然となる。

「日曜劇場 #85 遅れてきたサンタ(脚本/倉本聰)」(C)HBC
日曜劇場 #86 初恋の人さがします(脚本/岩佐憲一)
放送日:3月5日、3月19日
1988年・TV・カラー    監督:(演出)松田耕二   脚本:岩佐憲一  
出演:賀来千香子/小西博之/泉谷しげる  

カメラマンのかほる(賀来千香子)の夫・祐次(小西博之)は、初恋の人など思い出の人を捜す仕事を始めた。ある日、ヤクザ風の黒田と名乗る男(泉谷しげる)が、かほるという女性を捜してほしいといってきた。なんと、よくよく話を聞くと祐次の妻かほるのことらしい。彼女に写真を渡したいということだったが…。

「日曜劇場 #86 初恋の人さがします(脚本/岩佐憲一)」(C)HBC
日曜劇場 #87 カラス係長奮闘記 密猟(脚本/金子成人)
放送日:3月9日、3月30日
1990年・TV・カラー    監督:(演出)国貞泰生   脚本:金子成人  
出演:佐藤B作/市毛良枝/梅津栄/寺泉憲/佐々木すみ江  

役場の保健衛生係長である邦夫(佐藤B作)のもとに、雑誌の記者が訪れる。エゾシカの食害について取材をするためだ。雑誌記者と意見の相違で仲違いし、心を痛めた邦夫だったが、そんな時に畑で事件が起きる。農家の女性(佐々木すみ江)が小麦畑を荒らすシカを撃って警察に逮捕されたのだ…

「日曜劇場 #87 カラス係長奮闘記 密猟(脚本/金子成人)」(C)HBC
日曜劇場 #88 除雪車より愛をこめて(脚本/扇澤延男)  
放送日:3月10日、3月31日
1993年・TV・カラー    監督:(演出)国貞泰生   脚本:扇澤延男  
出演:萩原流行/大滝秀治/筒井道隆/七瀬なつみ/豊原功補  

札幌。雪が降ると嬉々として除雪車を出動させる男(萩原流行)の横で、彼の助手を務める若い男(筒井道隆)はうんざりした顔を見せていた。不規則な仕事のせいで恋人に振られ、上司に仕事を辞めたいと願い出ていたのだ。雪に閉ざされた日々を懸命に生きる北国の人たちの生活を描いた物語。

「日曜劇場 #88 除雪車より愛をこめて(脚本/扇澤延男)  」(C)HBC
日曜劇場 #44 小樽恋ひ恋ひ(脚本/黒土三男)
放送日:3月11日
1990年・TV・カラー    監督:(演出)長沼修   脚本:黒土三男  
出演:役所広司/斉藤慶子/左とん平/岡本信人  

東京でともに暮らしていた恋人の陽子(斉藤慶子)が恭平(役所広司)の前から突然姿を消して2年あまりが過ぎた。ある日、調査を依頼していた興信所の栗原(岡本信人)から思いがけない電話が。陽子らしき女性を小樽の街で探し当てたというのだ。陽子はなぜ失踪したのか。恭平は小樽の小さなスナックで働く陽子に会いに行くが…。

「日曜劇場 #44 小樽恋ひ恋ひ(脚本/黒土三男)」(C)HBC
日曜劇場 #45 嘘(脚本/田上雄)
放送日:3月12日
1975年・TV・カラー    監督:(演出)長沼修   脚本:田上雄  
出演:秋吉久美子/鈴木ヒロミツ/柳生博/大和撫子  

木造アパートの狭い一部屋で明夫(鈴木ヒロミツ)と千代子(秋吉久美子)が同棲を始めて三か月が過ぎた。厳しい冬が間近に迫ったが、石油も十分に買えない生活だ。千代子は地下鉄の売店の売子をしていた。明夫はインテリア・デザイナーを志望していたが定職はなかった。だが、明夫は、デザイン事務所に勤めていると、千代子にウソをついていた。

「日曜劇場 #45 嘘(脚本/田上雄)」(C)HBC
日曜劇場 #46 母の童話(脚本/橋田壽賀子)
放送日:3月16日
1967年・TV・モノクロ    監督:(演出)守分寿男   脚本:橋田壽賀子  
出演:杉村春子/山口崇/松尾嘉代  

一流銀行で働き始めた青年・五味伸明(山口崇)は、就職からしばらくして失明してしまう。それ以来、伸明は外に出ず、部屋に閉じこもったまま日々を過ごしていた。そんな彼を盲学校へ通わせたいと願う母・あさ(杉村春子)は、昔のように息子に童話を読んで聞かせて、閉じてしまった心を開かせようとする。ある日、母は嫌がる息子を連れて音楽の演奏会に出かけるが、二人はそこである女性(松尾嘉代)と出会う。

「日曜劇場 #46 母の童話(脚本/橋田壽賀子)」(C)HBC
日曜劇場 #47 銀の海(脚本/松山善三)
放送日:3月17日
1971年・TV・カラー    監督:(演出)守分寿男   脚本:松山善三  
出演:長門裕之/加藤嘉/川瀬裕之/吉行和子  

スキー映画のカメラマンを務める男(長門裕之)は、仕事先の海外で妻の留守中に幼い息子が死んだことを知る。心にわだかまりを持ちながら北海道の山小屋へ引きこもった男は、そこで老人(加藤嘉)と死んだ息子と同じくらいの年齢の少年に出会うのだった。

「日曜劇場 #47 銀の海(脚本/松山善三)」(C)HBC
日曜劇場 #48 羽音(原作/三浦綾子・脚本/砂田量爾)
放送日:3月18日
1969年・TV・カラー    原作:三浦綾子   監督:(演出)守分寿男   脚本:砂田量爾  
出演:田村高廣/大空真弓/杉村春子  

三浦綾子の小説「羽音」を元にドラマ化。妻子を残して東京から北海道に単身赴任してきた男が、ある日森の中を散策していると、風景画を描いている一人の女(大空真弓)と出会い親しくなるが…。

「日曜劇場 #48 羽音(原作/三浦綾子・脚本/砂田量爾)」(C)HBC