【3・4月2ヶ月連続企画『世界は一人』上演記念 特集 岩井秀人】「ヒッキー・カンクーントルネード」※TV初 「ヒッキー・ソトニデテミターノ」※TV初 【3・4月2ヶ月連続企画『世界は一人』上演記念 特集 岩井秀人】「ヒッキー・カンクーントルネード」※TV初 「ヒッキー・ソトニデテミターノ」※TV初

「世界は一人」上演を記念して、日本映画専門チャンネルでは
3月・4月に岩井秀人の作・演出作品を特集放送。
ハイバイの代名詞的作品「ヒッキ―・カンクーントルネード」から、
「霊感少女ヒドミ」「て」「夫婦」、
さらに岩井秀人の演出風景を追った新作ドキュメンタリーまで、
TV初放送ばかりの永久保存版特集です。お楽しみに!

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岩井秀人(いわい ひでと)

岩井秀人

いわい・ひでと 1974年、東京都生まれ。劇団「ハイバイ」を主宰するほか、映画、ドラマの脚本や、俳優としても活躍。2012年「生むと生まれるそれからのこと」で第30回向田邦子賞、2013年「ある女」で第57回岸田國士戯曲賞を受賞。舞台の代表作に「ヒッキー・カンクーントルネード」「て」「夫婦」など。2019年2月〜4月東京・長野・大阪・宮城・三重・福岡で音楽劇「世界は一人」を上演。

1974年 武蔵小金井出身。
2003年 ハイバイを結成。2007 年より青年団演出部に所属。
2012年 NHKBSドラマ「生むと生まれるそれからのこと」で第30回向田邦子賞受賞
2013年 『ある女』で第57回岸田國士戯曲賞を受賞
2014年 自身初の小説 『ヒッキー・カンクーントルネード』を上梓
2015年 10都市 『ヒッキー・カンクーントルネード』ツアー
2018年3月 『ヒッキー・ソトニデテミターノ』をパリ日本文化会館にて上演
2018年11月 「WAREWARE NO MOROMORO」を(仏)ジュヌビリエ国立演劇センター構成・演出
2019年2月 東京・東京芸術劇場 プレイハウスオリジナル新作「世界は一人」作・演出

ハイバイ

2003年に主宰の岩井秀人を中心に結成。
そもそも気まずいシチュエーションに、なんとも要領の悪い人や空回りするくらいの自意識を振りまく人、どこか世の流れに上手く乗っていけない感じの人たちが現れて、 あたふたしているうちに目も当てられない状況になっていくのを笑っていると、まんまと人生の深淵を覗かされてしまうのがハイバイ。
相次いで向田邦子賞と 岸田國士戯曲賞を受けた岩井が描く、ありえそうでありえないそんな世界を、永井若葉・平原テツ・川面千晶といった外部公演でも評価の高いクセ者たちのおかげで「ありそうだぞ、いやこれが世界そのものだ」って思わせちゃうのがハイバイ。

演劇風景
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3月放送
3月23日(土)よる10時より一挙放送

ハイバイ
「ヒッキー・カンクーントルネード」

(2010年) TV初
「ヒッキー・カンクーントルネード」(C)曳野若菜
  • 作・演出:岩井秀人
    出演者:岩井秀人(ハイバイ)、成田亜佑美、坂口辰平(ハイバイ)、平原テツ(ハイバイ)、チャン・リーメイ(Love&Light)

なぜ、人は「外」に出た方が良いのか。
岩井秀人の処女作(2003年ハイバイ旗揚げ作品)にして、笑えるのに泣ける快作。岩井自身がひきこもりの登美男(とみお)を演じる貴重な2010年再演版を放送。(約82分)

ハイバイ
「ヒッキー・ソトニデテミターノ」

(2018年) TV初
「ヒッキー・ソトニデテミターノ」(C)Jean Couturier/(C)有田昌史/(C)引地信彦
  • 作・演出:岩井秀人
    出演者:岩井秀人、平原テツ、田村健太郎、チャン・リーメイ、能島瑞穂、高橋周平、藤谷理子、猪股俊明/古舘寛治

『ヒッキー・カンクーントルネード』の続編。ひきこもりだった登美男が、なぜか“出張お姉さん“のアシスタントで社会と交わる。なぜだ、登美男。(約120分)

ハイバイ
「霊感少女ヒドミ」香川県庁舎南庭 野外公演完全版

(2014年) TV初
「霊感少女ヒドミ 香川県庁舎南庭 野外公演完全版」(C)青木司
  • 作・演出:岩井秀人 映像:ムーチョ村松
    出演者:石橋菜津美、富川一人、用松亮、平原テツ

「もう一度観たい」の声がとっても多いヒドミ。舞台本編全編に加えて、ハイバイが初の野外公演に思いっきりドタバタする模様を収録したドキュメントを含む「完全版」として放送。(約81分)

ハイバイ
「投げられやすい石」

(2011年) TV初
「投げられやすい石」(C)曳野若菜
  • 作・演出:岩井秀人
    出演者:松井周、内田慈、平原テツ、岩井秀人

才能を持つ者。持たなかった者。失った者。の間を、愛と打算がビュンビュン飛び交う、青春ラヴストーリー。4人の曲者俳優がアゴラを満たす、小劇場的幸福密度をそのまま収録。(約83分)

「日本映画専門チャンネルID『女の半生』」

(2018年)
「日本映画専門チャンネルID「女の半生」」
  • 脚本・監督:岩井秀人 共同監督:ムーチョ村松
    出演者:岸井ゆきの

日本映画専門チャンネルが開局20周年を記念して制作、岸井ゆきの演じる女性の怒濤の半生を、なんとたった120秒に凝縮。岩井秀人初の監督映像作品。(約5分)

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4月放送
4月20日(土)よる10時より一挙放送

ハイバイ
「て」

(2018年) TV初
  • 作・演出:岩井秀人
    出演者:浅野和之、平原テツ、田村健太郎、安藤聖、岩瀬亮、長友郁真、今井隆文、能島瑞穂、湯川ひな、佐野剛、松尾英太郎、猪股俊明

岩井の家族をモデルにした自伝的作品。というかほぼ自伝。祖母の認知症をきっかけに再集合した家族が、過去の関係を清算しきれず、大爆発する様子をハイバイらしい「ちょっとウンチついたくらいの『人間くささ』」で描ききったスーパー家族劇。再演を何度観に行っても同じシーンで涙ぐんでしまう、この完成度と中毒性。(約112分)

ハイバイ
「夫婦」

(2018年) TV初
  • 作・演出:岩井秀人
    出演者:山内圭哉、菅原永二、川上友里、遊屋慎太郎、瀬戸さおり、渡邊雅廣、八木光太郎、岩井秀人

岩井の父の死を扱った自伝的作品。というかほぼ自伝。岩井の作劇のモチーフともなり続けた「憎むべき対象」である父が癌で死に、混乱する岩井を描く。許さなくていい自由。観終わった後、自分の父と子、夫婦、家族について、聞かれてないのに語り出してしまう。の声多数。(約123分)

「オリジナル番組『ハイバイ、十五周年漂流記。』」

(2018年) TV初
  • 作・演出:岩井秀人
    出演者:岩井秀人 ほか

2018年8月のハイバイ結成15周年記念『て』『夫婦』同時上演を、その本読み稽古から密着。そこには、この15年演劇界を漂いながら、確かな方法と質で作品を作り続けてきた岩井秀人とハイバイの、真剣で、でもどこか肩の力の抜けた、不思議な制作現場があった。日本映画専門チャンネルオリジナル新作ドキュメンタリー。監督、尾野慎太郎。

ハイバイ
「おとこたち」

(2016年) TV初
  • 作・演出:岩井秀人
    出演者:安藤聖、菅原永二、永井若葉、平原テツ、用松亮、松井周

男4名の24歳〜82歳までの人生を描く。何の特殊メイクもなしで。CGもなしで。 そんな馬鹿な。でも観終わると「おとこたち」それぞれの人生の手触りがしっかり残る、笑いとほろ苦さで構成された、ハイバイらしい手作り群像劇。(約124分)

コドモ発射プロジェクト
「なむはむだはむ」

(2017年)
  • 原案:こどもたち
    そもそもこんな企画どうだろうと思った人:野田秀樹
    つくってでる人:岩井秀人、森山未來、前野健太

野田秀樹の「子どもの書いた台本をよってたかって演劇にすることはできないだろうか?」というアイディアから出発、「ことば好き」の岩井、「からだ好き」の森山、「うた好き」の前野が集う。『世界は一人』に繋がる岩井の新たな作品作りの契機となっただけでなく、子どもからお年寄りまで楽しめる、演劇の原始的魅力にあふれた作品。(約73分)

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企画前説岩井秀人の作る舞台が好きだと、
もうかれこれ10年くらい言っている。
なぜ、この舞台の面白さに気づかないんだみんな、と思ったのはわずかな期間で、
あっという間に小さな演劇界で高く評価され、
ゴッドタンとかに出始めると、ああ、そんなに売れないでくれと思ったりもした。

ほとんどのハイバイの公演を観た。
ちょっと言い過ぎか。でも結構観た。
エッセイも読んだ。
評論も、そういうことよと思いながら読んだ。
「ある女」で受賞か、と、
それらしいことを言ったりもした。

ただ、これが熱狂なのかは自分でわからなかった。
好きだ。でも理由をうまく言えない。
いわゆる「演劇原理主義」的な匂いを感じなかったこともあるのかもしれない。

岩井秀人の企画で迷っていると演劇好きの知り合いに話すと、
「まだ岩井さんの舞台を観たことのない引きこもりは全国にたくさんいる」と
涙ぐみながら呟いた。ここにも、と思った。

そういう私も、日本映画専門チャンネルという映画チャンネルにいながら、
そして今は営業部にいながら、どうにか岩井秀人の舞台を放送しようと画策し、
そのたびに、なあ、ここは演劇の会社じゃないんだぜと諭されてきた。

ようやく、この3月・4月、劇団ハイバイのこれまでの公演のいくつかと、
一つの区切りだったであろう、昨年夏の「て」「夫婦」同時公演、
さらに、その模様を追いかけながら岩井秀人とハイバイについて考えたドキュメンタリーを制作し、放送する。

演劇人と観客の間にあって、劇場を満たしている「見てほしい」と「観たい」の間に、
放送人の「見せたい」は、どういう形なら存在できるのだろう。

岩井が引きこもっていた頃、母親が加入してくれた有料放送から流れてくる映画に救われたような、
そんな有料放送の存在は、
もう幻想なのかもしれない。

そもそも、演劇はテレビで観るものじゃないし。

うん。

それでも、見せたい舞台があるときに。

もっとも安くて、
2ヶ月たった1,090円で加入できる。
「特集 岩井秀人」は2ヶ月連続企画だ。

もちろんそこでは、
飴の袋も、思い切り開けてもいい。
日本映画専門チャンネル 企画担当

「ヒッキー・カンクーントルネード」(C)曳野若菜、「ヒッキー・ソトニデテミターノ」(C)Jean Couturier、「霊感少女ヒドミ 香川県庁舎南庭 野外公演完全版」(C)青木司、 「なむはむだはむ」(C)引地信彦