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2017年度国内映画賞を席巻した話題作が、早くもTV初放送!!映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ 5/6(日)よる7時 ほか 【日曜邦画劇場】ゲスト:石橋静河 5/27(日)よる9時ほか

大ヒット詩集が、
最高密度の恋愛映画として、
生まれ変わる――。

16年5月の発売以来、現代詩集としては異例の31,000部の売り上げを記録している最果タヒの「夜空はいつでも最高密度の青色だ」。世代や性別を超えて熱烈な支持を受けているこの傑作詩集を、日本のみならず世界で注目を集める石井裕也が映画化。現代の東京の片隅に生きる若い男女の、言葉にならない感情の震えを映像に掬い取り、優しく愛おしい、リアルで繊細な恋愛映画が誕生した。

5/27(日)は、石橋静河出演作の時代劇専門チャンネル・日本映画専門チャンネル オリジナル時代劇「密使と番人」、石井裕也が脚本・演出に初挑戦した舞台「宇宙船ドリーム号」(2017年9月・東京芸術劇場シアターウェストにて上演)も一挙放送。
是非、この機会にお楽しみください。

石橋静河スペシャルインタビュー

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放送作品

★5/27(日)放送【日曜邦画劇場】ゲストに石橋静河が登場!※リピートは5/31(木)。

『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(2017年:映画)

  • 映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ
  • TV初

    監督・脚本:石井裕也
    原作:最果タヒ『夜空はいつでも最高密度の青色だ』(リトルモア刊)
    出演:石橋静河/池松壮亮/佐藤玲/三浦貴大/ポール・マグサリン/市川実日子
    /松田龍平/田中哲司 ほか

    看護師として病院に勤務する美香(石橋静河)は女子寮で一人暮らし。日々患者の死に囲まれている。建設現場で日雇いとして働く慎二(池松壮亮)は古いアパートで一人暮らし。左目がほとんど見えない。年上の同僚・智之(松田龍平)や中年の岩下(田中哲司)、出稼ぎフィリピン人のアンドレス(ポール・マグサリン)と、何となくいつも一緒にいるが、漠然とした不安が慎二の胸から消えることはない。ある日、慎二が智之たちと入ったガールズバーで、慎二は美香と出会った。美香から電話番号を聞き出そうとする智之。無意味な言葉を喋り続ける慎二。作り笑いの美香。店を出た美香は、深夜の渋谷の雑踏の中で、歩いて帰る慎二を見つける。

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東京の空の下、閉塞感を抱き、窮屈に生きてきた男女が出会い、化学反応を起こす『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』。
2017年に公開された今作は、最果タヒの同名詩集を原作に石井裕也監督が描き、主演に新人女優の石橋静河と池松壮亮を起用したボーイ・ミーツ・ガール映画。
若い男女が不器用にももがきながらも必死に生きる姿が高く評価され、キネマ旬報ベスト・テン日本映画ベスト・テン1位に輝いた。
さらに石橋もブルーリボン賞、東京国際映画祭をはじめとする9つの新人賞を受賞。
この秀作が5月6日(日)よる7時から日本映画専門チャンネルにてTV放送される。

  • ――今作は、石橋さんにとって初主演映画となりました。プレッシャーはありましたか?

    「プレッシャーしかなかったです(笑)。でも、この映画を逃したら先に進めないと思ったので、絶対にやりたいと思いました。石井裕也監督のことはもちろん知っていました」

    ――その石井監督には、しょっぱなから「君はうそしかついていない」と厳しい言葉を掛けられたそうで。

    「はい。石井監督にはお芝居を見てもらうのではなく、お話しして選んでいただいたのですが…その話、ご存知なんですね?(笑)そう言われたことは役が決まるか、決まらないかよりも衝撃でした。ただ、(そう言われる)心当たりがあったんです。私は自分が傷つかないようにするためにはどうすれば良いかで頭がいっぱいだったので。でも、そこで立ち止まったら先には進めないと思ったので、絶対にやりたいと思いました」

    ――現場に入られてからも苦しい日々が続いたと聞きました。

    「 “脚本を理解する”というところから始まったので、カメラの前でどう闘えばいいのかさえも分からない状態でした。演じた美香の一番ネックになっているのは、お母さんが亡くなっていることで、そこに何かがある。そのため、美香は言葉が強いというか、理解しにくい表現をするんです。でも、本気で思っている言葉じゃないんじゃないかな?とか、本当は違う言い方をしたいのにそうできないんだなとか、彼女の複雑な心が少しずつ分かってきた。そこからこの人を自分が一番理解して、美香は素敵な人なんだということをどうにかして表せないかと思いました」

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    ――とはいえ、昼は看護師、夜はガールズバーで働く美香は、なかなか強烈なキャラクターの女の子でした。

    「でも、美香は自分のなかにもいるなと思います。ちょっとひねくれているところは近いかな?(笑) 美香は死について日常的に考えていますが、私も小さい頃から死ぬときに幸せな気持ちでいるためにはどうしたらいいのだろうかと考えてました(笑)。分からないから知りたいという気持ちが強くて、分からないからこそ考えていました。でも、美香ほどではありませんでしたが」

    ――美香は息苦しさを常に抱いているように感じましたが、ガールズバーの控え室でのシーンはそれを象徴するもののように感じました。

    「確かに一番強調されているシーンだったと思います。美香はどこにいても呼吸がしづらい人なんですが、それが一番顕著に現れていたのが控え室でのシーンだったと監督にも言われました。美香はずっと喉元で呼吸が詰まっている人なので、演じていても苦しかったです」

    ――その苦しさを乗り越えることができたのは、なぜでしょう?

    「石井監督や池松さん、スタッフの皆さんの映画に懸ける想いを感じたことです。特に池松さんの存在は大きかったです。慎二として一緒にいてくださったからこそ、やりきることができたんだと思います。池松さんの経験値や技術は私にはまだ見えないような場所にあると思うんですけど、『一緒に映画をやるんだから、一緒に頑張ろう』と最初に言ってくださったので、それが本当に心強くて、自分も全力で頑張ろうと思えました。池松さんを含め、皆さんが全てを懸けてやっていることを肌で感じられて本当に良かったなって思います」

  • ――この映画を経験して、石橋さん自身にも変化は生じましたか?

    「映画のなかの私と、いまの私は同じ人間ですけど、今作を経験したことで余計なものが取れた気持ちです。プライドとか、たくさん着込んでいた不要なものが剥がれ落ちました。それから、ここの作品を経験して、やっと自分が生まれたという感覚があるんです。だから、ここがゼロポイント。スタート地点という感覚です」

    ――今後、どんな女優さんになって行きたいですか?

    「日々考えているのですが、全然答えが出ません。でも、『夜空~』もそうですが、自分は本当に人との出会いに恵まれていると思うので、今後も皆さんの映画に対する姿勢などを勉強させてもらいながら成長していきたいです。そして、自分が演じる役を一番理解している人でありたいなと思っています」

    ――「夜空~」の撮影が終わった時、周囲から顔つきが変わったと言われませんでしたか?

    「言われました。撮影中にも言われました。最初と全然違うねって」

    ――1年前とも全然違う気がします。

    「自分では、明るくなってきた気がします(笑)」

    ――実際はこんなに笑顔が弾けているのに、映画のなかではほぼ笑顔がなかったですからね。

    「笑うシーンがなかったですからね。もちろん当時の私も笑う人間でしたけど、いまよりもちょっと閉じていたというか。今は、少しずつですが開いていく感じがあって変わり始めている段階だと思います」

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  • ――撮影中は辛いこと苦しいことの連続だったけど、生きていて一番幸せな時間でもあったと相反することがパンフレットに書かれていて…。

    「そうなんですよね! 相反するんですけど、辛い時のほうが生き生きする気がするんです。難題にぶつかった時は、みんなとおしゃべりして楽しいとかの楽しいじゃなくて、できなかったことができるようになったりする楽しさを感じることができる。そういうことを『夜空~』の現場で毎日1ミリぐらいずつ進んでいることを実感できたので、楽しかったんです。そういうことってありませんか?(笑)」

    ――分かります。辛さ、苦しさの先にある充実感。では、今後出てみたいジャンルは?

    「何でもやってみたいですが、難しいと感じるのはコメディです。人を笑わせることは本当に難しく、私には未知の世界。でも、だからこそ知りたいです。あとミュージカル映画もやってみたいです。もともとバレエをやっていて今も踊りは続けているので踊ることは好きなんですけど、いくつかの作品で歌わせていただいて、歌うことも好きなんだということが分かったので、それを全部できるとするとミュージカル映画なのかなと。ですので、いつかやってみたいです」

    ――最後に、石橋さんの好きな日本映画を教えていただけますか?

    「高峰秀子さんの『名もなく貧しく美しく』('61年)がすごく好きで。高峰さんがすごく素敵なんですよね。最初に衝撃を受けた映画は『生きる』('52年)だったので、しっかりしたテーマのものが好きなんだと思います」

  • <プロフィール>
    いしばし・しずか●1994年、東京都出身。2016年、女優デビュー。2016年、野田秀樹演出の舞台『逆鱗』、映画「少女」(三島有紀子監督)、2017年は「PARKS パークス」(瀬田なつき監督)、「うつくしいひと サバ?」(行定勲監督)、日本映画専門チャンネル・時代劇専門チャンネル オリジナルドラマ「密使と番人」(三宅唱監督)などに出演。2017年、主演した『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』が高く評価され、ブルーリボン賞をはじめとする数々の新人賞を受賞。2018年秋には『きみの鳥はうたえる』(三宅唱監督/柄本佑、染谷将太共演)が公開予定。

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取材・文:及川静 撮影:土井一秀
 Hair&Make/村上綾 Styling/中本宏美

その他の放送作品

『密使と番人』(2017年:オリジナルドラマ)

  • 密使と番人
  • 監督:三宅唱 脚本:三宅唱/松井宏
    出演:森岡龍/渋川清彦/石橋静河/井之脇海/足立智充/柴田貴哉/嶋田久作
    音楽:OMSB/Hi’Spec

    十九世紀はじめ、鎖国下の日本。開国を望む蘭学者の一派が、幕府管理下にある日本地図の写しを密かに完成させる。彼らはオランダ人にその地図の写しを渡すため、若い蘭学者の道庵(森岡龍)を密使として送る。身を潜めながら、人気のない冬の山を進む道庵だが、高山(渋川清彦)をはじめとするその山の番人たちは、幕府が手配した道庵の人相書を手に山狩りを始めていた…。


『宇宙船ドリーム号』(2017年:舞台)

  • 宇宙船ドリーム号
  • TV初

    演出・脚本:石井裕也
    出演:勝地涼/笠原秀幸

    俳優・勝地涼と笠原秀幸が今後のライフワークにすべく立ち上げた二人芝居のユニット【ともだちのおとうと】の記念すべき第一回公演。舞台は近未来の世界、何度命を絶とうとしても死ぬことができないロドリゴ(勝地涼)は、とある決意を固め、宇宙船ディーラーのもとを訪ねる。そこで宇宙船の販売員をしている高校時代の親友・クルピロ(笠原秀幸)と偶然の再会を果たす。

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「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」©2017「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」製作委員会
「密使と番人」©時代劇専門チャンネル・日本映画専門チャンネル
「宇宙船ドリーム号」©2018 RIKI PROJECT All right reserved