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9月は「世界アルツハイマー月間」にちなみ、アルツハイマー、認知症のドキュメンタリーを放送。
出演:信友良則/信友文子
認知症の母を献身的にケアする父の、老々介護を温かく映すヒット作の続篇。ほんわかしたナレーションも務める信友直子監督が、一人娘に愛情を注ぎつつ支え合ってきた高齢の両親の老いや死を真摯に見つめる感涙作。広島県で暮らす90代の両親と離れて東京で働く直子は、認知症の進む母と、家事を一から覚えて介護する父の姿にカメラを向ける。脳梗塞も併発し入院した母を、毎日1時間かけて父は面会に通うが、コロナ禍で事態は一変する。
オーストラリアで活動を続けていた映画監督の関口祐加が、アルツハイマー病と診断された母との日々を撮影したドキュメンタリー映画「毎日がアルツハイマー」シリーズ第3弾。シリーズ第1作は当初YouTubeで公開され、同じ境遇にある人や医療従事者などから大きな支持を集めたことから、100時間に及ぶ動画を再編集して劇場公開された。今作は、自身も年齢を重ね、入院・手術を体験するなど、母の自宅介護にも困難さが増していく中、母のみならず自らの死も強く意識するようになった関口監督が、“緩和ケア”や“安楽死”、“自死幇助”といった人生の最期の迎え方について、これまで同様ユーモアも忘れず、深く考察していく旅を記録していく。
大阪北浜。大都会のド真ん中に、ちょっと訳ありの母娘が住んでいる。 母は認知症、娘は自宅マンションでギャラリーを営む。 昼夜の別なく徘徊する母を見守るの娘の姿は、近所の誰もが知っている。徘徊モードが一息つけば、母娘一緒に居酒屋やバーにも寄る。そんな二人の生活は6年になる。「ここはどこ? あんたは誰?」「娘のアッコ」「えらい大きいなったな」「そらもう、おばはんや!」… 不条理とも言える二人のシュールな掛け合いに観客は笑い、やがて涙する。認知症ドキュメンタリー映画のイメージを一変させた母と娘のドキュメンタリー映画。監督は、性的マイノリティの人々をテーマにしたドキュメンタリー「凍蝶圖鑑」「女になる」で知られる田中幸夫。
出演:語り:岡田准一
世界の巨壁に挑み続ける登山家・山野井泰史の軌跡を追うドキュメンタリー。自身もヒマラヤ登山経験者の武石浩明監督が、同世代の稀代のクライマーに敬意と共感を込め、貴重な映像や証言を交えてその半生に迫る意欲作。2021年、登山界最高栄誉・ピオレドール生涯功労賞に輝いた山野井泰史。1996年のマカルー西壁単独挑戦の取材以降、03年のギャチュン・カン北壁ソロ登頂後の悲劇なども捉え、命懸けの世界に魅入られた彼の実像に迫る。
激戦が繰り広げられた2022年の杉並区長選挙の模様を映すドキュメンタリー。映画化もされた『お母さんが一緒』などで共感を呼ぶ演劇畑のペヤンヌマキが、不慣れな領域での自身の奮闘を通し、観客をも鼓舞する快作。杉並区在住のペヤンヌマキは、自身の住居が道路拡張計画で立ち退きの危機と知り、阻止すべく映画制作に動く。選挙の世界に飛び込む監督は、現職に挑む岸本聡子候補や支援者と交友を深め、真の自治や民主主義にも考えを巡らせる。
出演:信友良則/信友文子
認知症の母を献身的にケアする父の、老々介護を温かく映すヒット作の続篇。ほんわかしたナレーションも務める信友直子監督が、一人娘に愛情を注ぎつつ支え合ってきた高齢の両親の老いや死を真摯に見つめる感涙作。広島県で暮らす90代の両親と離れて東京で働く直子は、認知症の進む母と、家事を一から覚えて介護する父の姿にカメラを向ける。脳梗塞も併発し入院した母を、毎日1時間かけて父は面会に通うが、コロナ禍で事態は一変する。