伊丹十三脚本監督作品 日本映画専門チャンネル presents 伊丹十三4K映画祭 10作品10週連続ロードショー 2025年2月21日(金)~5月1日(木)TOHOシネマズ 日比谷・TOHOシネマズ 梅田 24時間まるごと 伊丹十三の映画4K 2025年5月17日(土)よる8時から日本映画専門チャンネルにて全10作品一挙放送
上映・放送作品

※画像をクリックタップすると、あらすじが表示されます。

「お葬式」
<4Kデジタルリマスター版>(1984年)

脚本・監督:伊丹十三
出演:山﨑努/宮本信子/菅井きん/大滝秀治/財津一郎

義父の葬式を体験する主人公を中心に、通夜から火葬まで3日間の出来事を様々なエピソードを盛り込んで描くヒューマン・コメディ。
伊丹十三はこの監督デビュー作でその年の映画賞を席捲した。俳優夫婦の侘助(山﨑)と妻・千鶴子(宮本)の元に、伊豆に住む千鶴子の父親(奥村公延)がなくなったと知らせが入る。千鶴子の母・きく江(菅井)を喪主に通夜の準備を始めるが、葬式を執り行うのは初めてである侘助にとって、戸惑うことばかりで・・・。
5月17日(土)よる8時からは、日本映画専門チャンネルで伊丹映画全10作品一挙放送!

2月22日(土)に開催された、宮本信子・塚原あゆ子登壇「お葬式」上映記念登壇イベントの模様もあわせてお届け

「タンポポ」
<4Kデジタルリマスター版><PG-12>(1985年)

脚本・監督:伊丹十三
出演:山﨑努/宮本信子/役所広司/渡辺謙/安岡力也

流れ者の運転手が未亡人のラーメン屋を町1番にするために奮闘する "ラーメン・ウエスタン"。監督第2作。
美しい未亡人に惹かれたトラック運転手が、彼女が営むさびれたラーメン屋を立て直すラーメン版「シェーン」。食と性にまつわるエピソードが圧倒的に面白い一作。雨の夜、タンクローリーの運転手ゴロー(山﨑)とガン(渡辺)は客のいないラーメン屋に入るが、味は今ひとつ。女手ひとつで店を切り盛りしながら一人息子を育てる女主人タンポポ(宮本)のために、ゴローは最高においしいラーメンを作る作戦を練る。
5月17日(土)よる8時からは、日本映画専門チャンネルで伊丹映画全10作品一挙放送!

「マルサの女」
<4Kデジタルリマスター版><PG-12>(1987年)

脚本・監督:伊丹十三
出演:宮本信子/山﨑努/津川雅彦/大地康雄/岡田茉莉子

国税局の女性査察官が、脱税経営者を追い詰める!国内映画賞を総ナメにした監督第3作。
国税局査察部、通称"マルサ"の女性査察官と、巨額脱税者の息づまる攻防戦をスリリングに描く社会派娯楽ドラマ。伊丹十三の監督3作目で、社会現象を巻き起こす大ヒットとなった。税務署の敏腕調査官・板倉亮子(宮本)は国税局査察部に抜擢され、経験を積んでいく。ある日、タレコミ電話で権藤商事の脱税情報が入り、亮子は上司・花村(津川)と調査を開始。税務署時代から目を付けていた権藤(山﨑)と、再び相対する・・・。
5月17日(土)よる8時からは、日本映画専門チャンネルで伊丹映画全10作品一挙放送!

「マルサの女2」
<4Kデジタルリマスター版><PG-12>(1988年)

脚本・監督:伊丹十三
出演:宮本信子/三國連太郎/津川雅彦/益岡徹/丹波哲郎

地上げ屋の脱税疑惑の裏には、ヤクザと宗教法人の影が・・・。「マルサの女」の続編。監督第4作。
国税局査察部の女性査察官・板倉亮子が、地上げ屋の顔を持つ宗教法人と闘う「マルサの女」の続篇。前作より脱税のスケールが上がり、悪人に徹した三國連太郎の演技が圧巻。ある地上げ屋を調査中の亮子(宮本)は、鬼沢鉄平(三國)という男に行き着く。地上げ屋のフィクサーである鬼沢は新興宗教・天の道教団の代表で、その背後には大物ヤクザや政治家がいた。苦心の調査の末にマルサは教団に乗り込み、鬼沢を取り調べるが・・・。
5月17日(土)よる8時からは、日本映画専門チャンネルで伊丹映画全10作品一挙放送!

「あげまん」
<4Kデジタルリマスター版><PG-12>(1990年)

脚本・監督:伊丹十三
出演:宮本信子/津川雅彦/大滝秀治/北村和夫/島田正吾

映画製作発表後、「あげまん」はいい女の代名詞として公開前から流行語となった。監督第5作。
男にツキをもたらす"あげまん"の女と、彼女の力を得ようとする男たちが繰り広げるコメディドラマ。伊丹十三は本作では花柳界に踏み込み、独特のしきたりなどを興味深く見せる。身寄りのないナヨコ(宮本)は老夫婦に育てられ、芸者の道を歩む。ナヨコを水揚げした僧侶は大出世し、その死後ナヨコはOLに。銀行員の主水(津川)と愛し合うようになると、彼もまた出世し始める。そんなナヨコに政界の黒幕・大倉(島田正吾)が目をつけ・・・。 5月17日(土)よる8時からは、日本映画専門チャンネルで伊丹映画全10作品一挙放送!

3月22日(土)に開催された、本多俊之登壇「あげまん」上映記念登壇イベントの模様もあわせてお届け

3月28日(金)~
4月3日(木)
上映

「ミンボーの女」
<4Kデジタルリマスター版>(1992年)

脚本・監督:伊丹十三
出演:宮本信子/宝田明/大地康雄/村田雄浩/伊東四朗

名門ホテルを食い物にするヤクザと、民事介入暴力 "ミンボー" 専門の女性弁護士の戦い!監督第6作。
民事介入暴力専門の弁護士"ミンボーの女"とヤクザの闘いを緊張感たっぷりに描く社会派エンタテインメント作品。ヤクザ撃退マニュアル映画でもあり、公開後、伊丹十三は襲撃され重傷を負った。名門ホテル・ロイヤルコートはヤクザの逗留を許す管理の甘さから、サミット開催権を失ってしまう。支配人はヤクザ排除を決心し弁護士・井上まひる(宮本)を招く。まひるはホテルマン・鈴木(大地)と若杉(村田)に、ヤクザ対策を伝授する。 5月17日(土)よる8時からは、日本映画専門チャンネルで伊丹映画全10作品一挙放送!

4月4日(金)~
4月10日(木)
上映

「大病人」
<4Kデジタルリマスター版>(1993年)

脚本・監督:伊丹十三
出演:三國連太郎/津川雅彦/木内みどり/高瀬春奈/宮本信子

自らガンに侵されていることを知った映画監督は・・・。死を真正面から見つめた意欲作。監督第7作。
癌で余命1年の男が、残りの人生をどう生き、どう死んでゆくか葛藤する姿を描いた伊丹十三の監督7作目。山崎章郎の「病院で死ぬということ」を読んだことがきっかけで発想した。俳優兼映画監督の向井(三國)は、撮影中に倒れて病院に運ばれる。一度は退院するが、その後再び入院。妻・万里子(宮本)は担当医(津川)から、向井は末期癌で余命はあと1年と告げられる。それを知らず、病院内でも気ままに振る舞う向井だが・・・。
5月17日(土)よる8時からは、日本映画専門チャンネルで伊丹映画全10作品一挙放送!

4月6日(日)に開催された、山崎貴登壇「大病人」上映記念登壇イベントの模様もあわせてお届け

4月11日(金)~
4月17日(木)
上映

「静かな生活」
<4Kデジタルリマスター版><PG-12>(1995年)

脚本・監督:伊丹十三
原作:大江健三郎
出演:渡部篤郎/佐伯日菜子/山﨑努/柴田美保子/宮本信子

障害のある兄イーヨーと、彼を見守る妹マーチャンの冒険。大江健三郎原作の心洗われる物語。監督第8作。
伊丹十三が、少年時代からの友人であり義弟でもある作家・大江健三郎の短編小説を映像化。絵本作家を目指す少女と障害を持つ兄とのひと夏を、瑞々しく描き出す。本作に登場する兄「イーヨー」は大江健三郎の長男、大江光がモデルとなっている。大江光は本作の音楽も手掛けている。両親が海外に行くことになり、絵本作家を夢見るマーちゃん(佐伯)は、兄のイーヨー(渡部)と弟のオーちゃん(大森嘉之)と留守を預かることに。父親の昔の知り合いという青年・新井君(今井雅之)と親しくなり、マーちゃんは彼に気を許してしまうが・・・。
5月17日(土)よる8時からは、日本映画専門チャンネルで伊丹映画全10作品一挙放送!

4月16日(水)に開催された、渡部篤郎・佐伯日菜子登壇「静かな生活」上映記念登壇イベントの模様もあわせてお届け

4月18日(金)~
4月24日(木)
上映

「スーパーの女」
<4Kデジタルリマスター版>(1996年)

脚本・監督:伊丹十三
出演:宮本信子/津川雅彦/三宅裕司/六平直政/伊東四朗

"スーパー大好き" 主婦が、幼なじみの経営するスーパーを立て直すために大奮闘!監督第9作。
スーパー大好き主婦が、幼なじみの経営する売れないスーパーを立て直そうと奮闘する日本初のスーパーマーケット映画。知って得するスーパーの知識が満載で、主婦層を中心にヒットを記録した。閑古鳥が鳴くスーパー"正直屋"の専務・五郎(津川)は、ライバル店を調査中に幼なじみの花子(宮本)と再会する。スーパー好きの花子の鋭い視点を買い、五郎は彼女を雇うことに。問題解決のために奮闘する花子だが、職人たちと衝突してしまう。 5月17日(土)よる8時からは、日本映画専門チャンネルで伊丹映画全10作品一挙放送!

4月18日(金)に開催された、宮本信子・のん登壇「スーパーの女」上映記念登壇イベントの模様もあわせてお届け

4月25日(金)~
5月1日(木)
上映

「マルタイの女」
<4Kデジタルリマスター版><PG-12>(1997年)

脚本・監督:伊丹十三
出演:宮本信子/西村雅彦/村田雄浩/名古屋章/江守徹

殺人事件の目撃証人"マルタイ" をカルト教団から守る刑事たち。監督第10作。
殺人事件を目撃した女優と、彼女を守る刑事の裁判までの日々を描いた異色のサスペンス・コメディ。「ミンボーの女」公開中に傷害事件に見舞われマルタイ生活を送った伊丹十三がその経験を基に脚本を執筆し、本作が遺作となった。カルト教団による殺人事件を目撃した女優のビワコ(宮本)は、裁判の証言者として"マルタイ"(身辺保護の対象者)となる。堅物の刑事・立花(西村)とビワコのファンの近松(村田)が彼女をガードするが、教団側は様々な手で攻撃してくる・・・。 5月17日(土)よる8時からは、日本映画専門チャンネルで伊丹映画全10作品一挙放送!

4月30日(水)に開催される、西村まさ彦登壇「マルタイの女」上映記念登壇イベントの模様もあわせてお届け

上映スケジュールなど 劇場情報はこちら
入場者特典第2弾
オリジナルクリアファイルを先着でプレゼント中! ※先着・数量限定のため、なくなり次第配布終了となります。
※先着・数量限定のため、なくなり次第配布終了となります。

5月には、日本映画専門チャンネルでも放送予定!

日本映画界を代表する監督たちからのコメント「いま劇場で伊丹映画を観る喜び」

今回の特集上映にあわせて、
コメントが到着しました。

監督たちが選ぶ「いま特に観たい伊丹映画3作品」も掲載中!各画像の右下をクリック
伊丹十三さんはかつて、とある映画をプラモデルのようだと語っておられたが、そんな伊丹さん自身が作る映画は、まるで極上のマジックのようで、お葬式でも脱税でもスーパーマーケットでもなんでも映画に変えてしまうそのこと自体もマジックだったが、どの作品の、どこをどう分解して、細かく切り取ってみても、タネも仕掛けもまるでわからぬばかりか、そのカケラのひとつひとつがどこまでも見事に映画なのであった。 岩井俊二
岩井俊二が選ぶ「いま特に観たい伊丹映画3作品」 お葬式 とにかく初めて観た時の衝撃が忘れられず。スタンダードサイズだった気がしますが、高画質のフィルムの質感が美しかったです。 マルサの女2 当時、相当タブーだった宗教法人問題にもメスを入れたところは衝撃でした。ラストの三國連太郎さん「飢餓海峡」を思い出しました。 マルタイの女 伊丹さんの遺作となってしまいましたが、期せずして集大成のような傑作でした。津川雅彦さんの自死するシーンのセリフが、まるでご本人の遺言のようでした。
いつか映画を撮ってみたいと思い始めた頃、伊丹十三監督の映画を観ては、その映画を撮る過程について記された本を読む、というのを繰り返していた時期があります。「映画というのは現実を映すのではなく、フレームのなかに現実を作り出すのだ」「百の演技指導も、一のうってつけの配役には敵わない」「美的感覚とは、嫌悪の集積である」そんな言葉たちに触れながら観終えた10作からは、あまりにも多くのことを教えてもらいました。やっとスクリーンで観られる。楽しみでなりません。 奥山大史
奥山大史が選ぶ「いま特に観たい伊丹映画3作品」 お葬式 マルサの女 大病人 初めて観た伊丹十三監督作は「タンポポ」で、それはもうただただ衝撃を受けたのですが。ここでは、監督が制作過程を事細かに記した日記が出版されている3作品を選びました。読み返しながら、映画館へ足を運びたいと思います。
伊丹十三が活躍した時代、映画は映画館で観るから映画だった。その後のフィルムからデジタルへの移行は、視聴形態だけではなく、どう作るかということについても大きな変化をもたらした。伊丹十三はフィルムで育った映画人であり、同時にテレビを含むあらゆるジャンルを横断する表現者だった。伊丹映画を劇場で観る楽しさは、改めて「映画とは何か」という問いを突きつけられることだ。ぜひ、二十世紀最後の映画を味わってほしい。 周防正行
周防正行が選ぶ「いま特に観たい伊丹映画3作品」 お葬式 偉大な映画人の子であり、ハリウッド映画にも出演する俳優であった伊丹があらゆる表現を通して考えてきた「映画的面白さ」に挑戦した初商業映画作品。 タンポポ テレビ人伊丹がブラウン管の中で追求してきた映像表現を映画的に展開することで作り上げた挑戦的でユニークな作品。  静かな生活 『お葬式』『タンポポ』という極めて個性的な作品から初メジャー作品として大成功した『マルサの女』。その流れの中にあって新たな映画的表現を探った意欲的作品。
伊丹十三監督の作品は、画作りが本当にかっこいい。衣装、美術、ヘアメイク、全てのディティールがおしゃれで、配置される構図は伊丹監督の描いたイラストのようにチャーミングでユーモラス。 しかし私は伊丹作品を、DVD映像でしか観たことがない...!あの、日本社会に息づくスリルが閉じ込められた数々の傑作達を映画館のスクリーンで観られるなんて、心ときめきます。 のん
のんが選ぶ「いま特に観たい伊丹映画3作品」 マルサの女 荒んだ空気を切り裂く宮本さんの、洒脱な魅力に心をわし掴みされました。伊丹映画は衣装も魅力の一つだと思いますが、自然と着こなす宮本さんの佇まいに憧れます。 劇伴はいつまでも聴いていたい、クールで軽妙な大人の遊び心。名曲...! 物語の素晴らしさはたくさんの方が知るところだと思いますが、改めて、大大大傑作ですね...! スーパーの女 チャーミングな画作り色使い軽快なテンポでスーパーのこれからに心底わくわくします。構図や人物配置は伊丹監督が描いたイラストかのように可愛く印象的で...正直屋のピンクが目に焼き付いています。なにより、花子による正直屋改革が最高に清々しいです! ミンボーの女 冒頭の宮本さんの啖呵にシビれます。かっこよすぎ...。エンタメとして軽やかなムードをかもしながらハードなテーマの軸を通す伊丹監督節が炸裂していて、大好きな作品です。
伊丹映画は時代のレンズだったと思います。その時代ごとの社会問題をあぶり出し、それをドキュメンタリーではなく、とびきり上等のエンターテイメントとして観客に届けるという誰も出来ないことを飄々とやってのけたのが伊丹映画の素晴らしさだったと思います。絶対誰もエンタメに出来るとは思わない場所からとんでもない原石を掘り出して皆に届ける...凄いのはその磨き上げた宝石が今もなお全く輝きを失っていないということです。 山崎貴
山崎貴が選ぶ「いま特に観たい伊丹映画3作品」 お葬式 このテーマでどうして映画にしようと思ったのか。しかもデビュー作で...。そしてそれが胸を打つ感動を内包する最高の作品になることを予見していたのか?聞いてみたいことが沢山ある作品です。 マルサの女2 あの頃から大きな社会問題だった題材が、今日ではグロテスクなほど大きくなっている現実。それをあんなに早く社会に問うていながら、内容は極上のエンターテイメントになっているという事実。なんでそんな離れ業が出来たのか...常人離れした伊丹監督の発想力を体感できる作品だと思います。 大病人 参加した頃から自分もだいぶ歳を重ねて、あの頃、伊丹さんが考えていた"生きること"と"死ぬこと"にもう少し近づけている気がします。そんな今だからこそ、改めてあの世界を旅してみたいと思っています。
「お葬式」上映記念登壇イベントが開催されました
宮本信子様・塚原あゆ子監督ツーショット
2月22日(土)に、TOHOシネマズ 日比谷にて伊丹十三の監督デビュー作「お葬式」の上映・登壇イベントが開催され、イベントでは、俳優・宮本信子と、映画監督・塚原あゆ子が登壇し、今回上映した「お葬式」への想い、伊丹映画の魅力について語りました。宮本信子「伊丹さんが亡くなって27年―。こんなにたくさんの伊丹映画のファンの方に愛し続けていただき、伊丹さんも幸せだと思います。」塚原あゆ子「伊丹映画は、キャラクターの造詣が機知に富んでいて、今観ても新しさを感じる名作です。伊丹監督の作品の魅力が10作品を通してみなさんに届くことは本当に素晴らしいことだと思います。」最後に両者から、観客へメッセージが贈られ、登壇イベントは大盛況のうちに幕を閉じました。 2月22日(土)に、TOHOシネマズ 日比谷にて伊丹十三の監督デビュー作「お葬式」の上映・登壇イベントが開催され、イベントでは、俳優・宮本信子と、映画監督・塚原あゆ子が登壇し、今回上映した「お葬式」への想い、伊丹映画の魅力について語りました。宮本信子「伊丹さんが亡くなって27年―。こんなにたくさんの伊丹映画のファンの方に愛し続けていただき、伊丹さんも幸せだと思います。」塚原あゆ子「伊丹映画は、キャラクターの造詣が機知に富んでいて、今観ても新しさを感じる名作です。伊丹監督の作品の魅力が10作品を通してみなさんに届くことは本当に素晴らしいことだと思います。」最後に両者から、観客へメッセージが贈られ、登壇イベントは大盛況のうちに幕を閉じました。

―われわれの映画は、これからも様々な観客に出会い、各人の中でさまざまな形で完成されてゆくでしょう。私としては、それぞれの出会いが幸せなものであることを祈るのみです。(伊丹十三『「お葬式」日記』より)―われわれの映画は、これからも様々な観客に出会い、各人の中でさまざまな形で完成されてゆくでしょう。私としては、それぞれの出会いが幸せなものであることを祈るのみです。(伊丹十三『「お葬式」日記』より)

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