蔵出し名画座

専門チャンネルの名にかけて。数々の名作を生み出してきた名匠たちのフィルモグラフィーの中で、観る機会が限られてきた秀作を毎月1本ずつ発掘し放送。

本編前に評論家の川本三郎さんの解説をお届けします。

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花嫁三重奏
放送日:2月11日、2月18日、3月4日
1958年・モノクロ    監督:本多猪四郎   脚本:若尾徳平  
出演:草笛光子/根岸明美/団令子/小泉博/清川虹子/土屋嘉男/佐原健二/柳家金語楼  

人情溢れる下町を舞台に、頑固親父に振り回される三姉妹の恋模様をコミカルに描く。特撮映画の巨匠・本多猪四郎監督の稀有な恋愛群像劇で、芸達者な面々の名演も楽しい逸品。東京で乾物店を営む平吉(柳家金語楼)は、亡き妻に代わり奮闘する長女(草笛光子)、踊り子の次女(根岸明美)、洋裁学校に通う三女(団令子)を育てたが、友人の勧めで立候補を決めた区会議員選挙に勝つべく、長女と議長の息子の縁談を強引に進めたことで、様々な騒動が勃発する。

花嫁三重奏(C)1958 TOHO CO., LTD.
渡り鳥いつ帰る
放送日:2月10日
1955年・モノクロ    原作:永井荷風   監督:久松静児   脚本:(脚色)八住利雄 (構成)久保田万太郎  
出演:高峰秀子/田中絹代/森繁久彌/岡田茉莉子/久慈あさみ/淡路恵子/桂木洋子/織田政雄/水戸光子/浦辺粂子  

戦後の色街を舞台に、様々な境遇にある女たちがしたたかに懸命に生き抜く。市川に住んでいた永井荷風の『にぎりめし』『春情鳩の街』『渡鳥いつかへる』を原作に、久松静児が監督。荷風の生前に映画化された最初の作品となる。戦争中に妻子と生き別れ、なじみの女の庇護の下、色街の店「藤村」の主人になった伝吉(森繁)。そこの女たちはみな苦しい事情を抱えていた。やがて伝吉は妻・千代子と再会するが、千代子は他の男と暮らしていた。

渡り鳥いつ帰る(C)1955 TOHO CO., LTD.
滝の白糸(主演・京マチ子)
放送日:3月11日、3月16日
1952年・モノクロ    原作:泉鏡花   監督:野淵昶   脚本:依田義賢  
出演:京マチ子/森雅之/星美智子/浪花千栄子/羅門光三郎/進藤英太郎/殿山泰司  

泉鏡花の小説を原作に翻案した新派劇を、演劇畑出身の野淵昶監督が映画化。溝口健二監督らの手で映画化されてきたメロドラマに名脚本家の依田義賢がアレンジを施し、京マチ子が恋に一途な女性の半生を力演。男社会の中で一座を率いる水芸師の白糸(京マチ子)は、法律家を志す苦学生の村越(森雅之)に惹かれ、学資を仕送りする約束を果たすべく、嫌悪する寅五郎(羅門光三郎)との仕事もこなし懸命に金を稼ぐが、晴れて任官した村越と皮肉な対面をすることに。

滝の白糸(主演・京マチ子)(C)KADOKAWA 1952
花嫁三重奏
放送日:2月11日、2月18日、3月4日
1958年・モノクロ    監督:本多猪四郎   脚本:若尾徳平  
出演:草笛光子/根岸明美/団令子/小泉博/清川虹子/土屋嘉男/佐原健二/柳家金語楼  

人情溢れる下町を舞台に、頑固親父に振り回される三姉妹の恋模様をコミカルに描く。特撮映画の巨匠・本多猪四郎監督の稀有な恋愛群像劇で、芸達者な面々の名演も楽しい逸品。東京で乾物店を営む平吉(柳家金語楼)は、亡き妻に代わり奮闘する長女(草笛光子)、踊り子の次女(根岸明美)、洋裁学校に通う三女(団令子)を育てたが、友人の勧めで立候補を決めた区会議員選挙に勝つべく、長女と議長の息子の縁談を強引に進めたことで、様々な騒動が勃発する。

花嫁三重奏(C)1958 TOHO CO., LTD.