【蔵出し名画座】5月「朽ちた手押し車」※TV初※未ソフト化 6月「早乙女家の娘たち」

専門チャンネルの名にかけて。数々の名作を生み出してきた名匠たちのフィルモグラフィーの中で、観る機会が限られてきた秀作を毎月1本ずつ発掘し放送。映画本編前には、映画評論家・佐藤忠男による解説をあわせて放送。

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早乙女家の娘たち
放送日:6月3日、6月26日
1962年・映画・モノクロ    原作:壺井栄    監督:久松静児    脚本:堀江史朗/樫村三平   
出演:香川京子/白川由美/田村奈巳/小泉博/津島恵子/小林桂樹/児玉清  

「二十四の瞳」の壺井栄の小説を基に、両親亡き後、支え合うきょうだいの姿を描く人間ドラマ。多彩な良作を撮り続けた久松静児監督のもと、性格は違うが弟想いの姉妹を実力派女優陣が持ち味を発揮し好演した。

早くに両親を亡くした早乙女家では、長女・初子(津島恵子)が嫁いだ後、次女の松子(香川京子)が内職で生計を立てていた。勤務先の同僚との結婚に踏み出せない三女・梅子(白川由美)は、反抗期で問題児の中学生の弟のことがきっかけで松子と仲違いしてしまう。

「早乙女家の娘たち」(C)東宝
沈丁花
放送日:7月3日、7月6日、7月24日、7月29日
1966年・映画・カラー    原作:松山善三    監督:千葉泰樹    脚本:松山善三/千葉泰樹  
出演:京マチ子/司葉子/団令子/星由里子/田辺靖雄/杉村春子/高島忠夫/小泉博/仲代達矢  

松山善三の脚本によるある四姉妹の悲喜こもごもを軽妙に綴る人間ドラマ。名匠・千葉泰樹監督のもと、美と実力を備えた女優陣に加え多彩な演技派が集結、結婚などにまつわるドタバタをコミカルに描き出す。

父の死後、歯医者を継いだ長女の菊子(京マチ子)は、既に子持ちの桜(団令子)や結婚間近のあやめ(星由里子)ら妹を横目に、看護師の次女・梅子(司葉子)と婚期を逃しつつあったが、二人を心配する周囲にお節介を焼かれて、個性溢れる男性たちと関わることになる。

「沈丁花」(C)1966 東宝