必見!イチオシ企画

【蔵出し名画座】8月「恋は緑の風の中」9月「この二人に幸あれ」

専門チャンネルの名にかけて。数々の名作を生み出してきた名匠たちのフィルモグラフィーの中で、観る機会が限られてきた秀作を毎月1本ずつ発掘し放送。映画本編前には、映画評論家・佐藤忠男による解説をあわせて放送。

この二人に幸あれ
放送日:9月3日、9月14日、9月15日
1957年・映画・モノクロ    監督:本多猪四郎   脚本:松山善三   
出演:小泉博/白川由美/津島恵子/三船敏郎/志村喬  

職場恋愛を貫き、親の反対を吹っ切り結婚した男女の運命を見守る人間ドラマ。数々の特撮作品で知られる本多猪四郎監督が、松山善三の細やかな脚本を得て、恋愛劇にも手腕を発揮する注目作。海運会社に勤める久夫(小泉)は、突如浮上した支店長の娘との縁談で、同僚の雅子(白川)への恋心を再確認し、2人の仲は急激に進展する。しかし、雅子の父は、家を飛び出した姉・千津子(津島)の結婚以来、雅子の結婚に態度を硬化させていた。雅子は家に軟禁され会社にも通えなくなる。

「この二人に幸あれ」(C)東宝
恋は緑の風の中
放送日:8月6日、8月11日、8月16日、8月29日、9月13日
1974年・映画・カラー    監督:家城巳代治   脚本:いえきひさこ   
出演:佐藤佑介/原田美枝子/三田佳子/水野久美/福田豊士/稲葉義男   

十代半ばに差し掛かった少年の、性への目覚めの戸惑いと妄想、幼馴染みである少女との切ない恋、を軽妙なタッチで描いた青春映画。本作が遺作となった名匠・家城巳代治のもとでデビューを飾る原田美枝子が体当たりの熱演を見せる。東京郊外の中学に通う純一(佐藤佑介)は、性教育の特別授業を受けて以来、母親に無理矢理キスしたり、恋心を寄せる同級生の雪子(原田美枝子)を襲う妄想を抱いて自己嫌悪に陥るなど、溢れる性衝動に苦しんでいた。純一は、家の引っ越しが決まった雪子をなんとかして自分のそばに引きとどめようとするが…。

「恋は緑の風の中」(C)家城プロダクション
わが青春のイレブン
放送日:8月1日、9月4日
1979年・映画・カラー    原作:いえきひさこ    監督:降旗康男   脚本:家城巳代治/いえきひさこ   
出演:永島敏行/斉藤とも子/川崎麻世/吉田次昭/江原真二郎/中原ひとみ/水野久美/津島恵子  

高校のサッカー部を舞台に、スポーツにかけた若者の友情と青春、応援する女子学生との愛を描く。「異母兄弟」「裸の太陽」などの名匠で1976年に亡くなった家城巳代治監督が、病魔と闘う中で、久子夫人の協力で書き上げた同名の遺稿シナリオを、家城監督の弟子にあたる降旗康男監督が映画化した作品。
矢吹健一(永島敏行)、片岡豊(山岡健)、谷川文夫(森谷泰章)の三人は、名門K高校の伝統あるサッカー部員。東京都予戦の準々決勝の日、谷川の妹、有子(斉藤とも子)とそのピアノ友達、坂口理恵(田中エリ子)が応援に来て、3人は大いに張り切る。が、谷川は凡ミスが続き控えの選手と替えられ、あげくにその後のデートで理恵に振られてしまう。

「わが青春のイレブン」(C)家城プロダクション

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