【蔵出し名画座】4月「にっぽん実話時代」※未ソフト化 5月「朽ちた手押し車」※TV初※未ソフト化

専門チャンネルの名にかけて。数々の名作を生み出してきた名匠たちのフィルモグラフィーの中で、観る機会が限られてきた秀作を毎月1本ずつ発掘し放送。映画本編前には、映画評論家・佐藤忠男による解説をあわせて放送。

スカパー!キャンペーンバナー スカパー!キャンペーンバナー
にっぽん実話時代
放送日:4月1日、4月6日、4月29日
1963年・映画・カラー    監督:福田純   脚本:松木ひろし   
出演:高島忠夫/藤木悠/田中邦衛/池内淳子/浜美枝/若林映子/平田昭彦/田崎潤/有島一郎  

売り上げのためなら手段を選ばぬ、実話雑誌の編集者たちの奮闘を描く。謎の編集長役の高島忠夫を軸に、脇を固める個性派の好演も光る群像劇。売れない経済誌から大衆誌に転じた新雑誌の編集長・伊達(高島忠夫)は、畑違いの編集者に発破をかけ、スキャンダルを捏造し女優を自殺未遂に追い込むなどの問題も起こしつつ、部数を順調に伸ばしていた。ある日、雑誌社の資本を担う銀行の不正融資疑惑が持ち上がり、伊達は真実を明るみにすべく、社長の制止も無視し奔走する。

「にっぽん実話時代」(C)東宝
朽ちた手押し車
放送日:5月13日、5月17日
2014年・映画・カラー    監督:島宏    脚本:島宏/スーザン・リー  
出演:田村高廣/長山藍子/誠直也/三國連太郎/たこ八郎/初井言榮   

老々介護や安楽死といった題材を先取りし、深刻な社会問題に正面から迫ったヒューマンドラマ。1984年に製作されるも、長らく劇場公開されることなくお蔵入りになっていたが、“お蔵出し映画祭2013”にて発掘上映され、グランプリを獲得、三國連太郎が亡くなった翌年の2014年5月に劇場公開が実現した必見作。

新潟県の親不知で漁業を営む忠雄(田村高廣)は、妻のみつ(長山藍子)や母のトミ(初井言栄)と、徘徊を繰り返し痴呆症の進行する父・源吾(三國連太郎)の世話に明け暮れていた。そんなある日、トミも難病に倒れ、余命宣告を受けた忠雄は苦悩を一層募らせていく。

「朽ちた手押し車」(C)ハネシネマ