【蔵出し名画座】10月「女殺し屋 牝犬」 11月「青幻記 遠い日の母は美しく」

専門チャンネルの名にかけて。数々の名作を生み出してきた名匠たちのフィルモグラフィーの中で、観る機会が限られてきた秀作を毎月1本ずつ発掘し放送。映画本編前には、映画評論家・佐藤忠男による解説をあわせて放送。
※7月から放送時間が毎月第1水曜よるに変わりました。

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女殺し屋 牝犬
放送日:10月2日、10月11日、10月17日、10月24日、11月12日
1969年・映画・カラー    原作:藤原審爾   監督:井上芳夫   脚本:小滝光郎  
出演:江波杏子/高橋昌也/赤座美代子/南原宏治/三島雅夫  

藤原審爾の原作を基に、殺し屋の顔ももつヒロインの活躍を描くアクション。江波杏子の代表作「女賭博師」シリーズも手掛けた井上芳夫監督と組み、様々な衣装に身を包む江波の新たな魅力が炸裂する活劇。小料理屋の女主人を務めながら、腕利きの殺し屋としても暗躍する香代(江波)は、ある巨大組織からの依頼を受けて標的の暗殺を完璧に遂行するが、逆に口封じのために命を狙われ、怒りと復讐心を燃やし反撃に出るうちに、意外な黒幕を知る。

「女殺し屋 牝犬」(C)KADOKAWA 1969
青幻記 遠い日の母は美しく
放送日:11月6日、11月23日
1973年・映画・カラー    原作:一色次郎   監督:成島東一郎   脚本:平岩弓枝/成島東一郎/伊藤昌輝  
出演:田村高廣/賀来敦子/山岡久乃/戸浦六宏/小松方正/藤原釜足/原泉/浜村純/殿山泰司/三戸部スエ  

奄美諸島を舞台に母子愛を描く、一色次郎の太宰治賞受賞作の映画化。松竹ヌーヴェルヴァーグを牽引した成島東一郎カメラマンが、濃密で美しい撮影も兼ねた初監督作。母の故郷の沖永良部島を30年ぶりに訪ねた稔(田村)は、亡母との最後の日々を回想する。父を亡くし、結核を患い再婚相手にも去られた母・さわ(賀来)の実家に身を寄せた稔は、学校で孤立しつつも母の愛に包まれていたが、感染を恐れて稔を抱こうとしない母の病は悪化していく。

「青幻記 遠い日の母は美しく」(C)NARUSHIMA