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2022.11.16 【訃報】映画監督の大森一樹さんが亡くなられました。(享年70)

「ヒポクラテスたち」「ゴジラVSビオランテ」などを手掛けた映画監督の大森一樹さんが11月12日に亡くなられました。70歳でした。

1952年大阪市出身。
1978年、京都府立医科大在学中に城戸賞を受賞した自身のシナリオを映画化した「オレンジロード急行」で商業映画監督デビュー。
続く1980年に自身の医学生時代の体験を元にした群像劇「ヒポクラテスたち」が高く評価されました。

1982年、長谷川和彦、相米慎二らと若手監督9人で設立した企画・制作会社「ディレクターズ・カンパニー」に参加。
1984年から1987年にかけては吉川晃司主演の3部作「すかんぴんウォーク」「ユー・ガッタ・チャンス」「テイク・イット・イージー」、
斉藤由貴主演3部作「恋する女たち」「トットチャンネル」「「さよなら」の女たち」など青春映画の話題作で手腕を発揮し、
「ゴジラVSビオランテ」(1989)、「ゴジラVSキングギドラ」(1991)などのゴジラシリーズも手掛けました。
2015年には日本ベトナム初の合作映画「ベトナムの風に吹かれて」を監督。

日本映画監督協会理事を長年つとめ、大阪芸術大学芸術学部映像学科学科長として後進の育成にも尽力しました。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

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