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| 2025.12.15 | 【訃報】映画監督の原田眞人さんが亡くなられました(享年76) |
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『クライマーズ・ハイ』『日本のいちばん長い日』など、
数々の作品で知られる映画監督の原田眞人さんが12月8日に亡くなられました。76歳でした。
1949年静岡県沼津市生まれ。1979年『さらば映画の友よ インディアンサマー』で監督デビュー。
1995年『KAMIKAZE TAXI』は海外でも高い評価を受け、その後『金融腐蝕列島 呪縛』(1999)、
『突入せよ!「あさま山荘」事件』(2002)、『クライマーズ・ハイ』(2008)など、話題作を立て続けに発表しました。
2012年に監督した『わが母の記』で第35回モントリオール世界映画祭 審査員特別グランプリを受賞。
社会派作品のみならず、『伝染歌』(2007)、『魍魎の匣』(2007)などエンターテインメント性の高い作品も手掛けました。
当社も製作参加した『関ヶ原』(2017)では第41回日本アカデミー賞優秀監督賞、優秀作品賞などを受賞。
同じく『燃えよ剣』(2021)は日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞などに輝きました。
近年も『ヘルドッグス』(2022)、『BAD LANDS バッド・ランズ』(2023)などの話題作を手掛けました。
映画監督のみならず、『ラスト・サムライ』(2003)には俳優として出演したほか、
海外作品の日本語字幕や『スター・ウォーズ』シリーズの吹替の演出などにも携わり、
2024年には小説『ACT!』(文藝春秋)を刊行し、話題となりました。
謹んで哀悼の意を表します。









