耽美派の文豪、谷崎潤一郎が晩年に発表した同名小説を、名匠・市川崑監督が大胆なタッチで映画化した文芸ドラマ。第13回カンヌ国際映画祭で審査員賞に輝いた。※2Kダウンコンバートにて放送
あらすじ
日曜よる9時の「日曜邦画劇場」では本編前後に軽部真一支配人のトークをお届けします。<解説付き再放送>翌週木曜よる(※時間変更の場合あり)
発表当時、その大胆な性の取り扱いゆえに国会で論議されるほどのスキャンダラスな話題を呼んだ谷崎潤一郎のベストセラー小説を、もっとも脂の乗っていた時期の市川崑監督が映画化した作品。初老の古美術鑑定家(中村鴈治郎)とその妻(京マチ子)、さらには娘(叶順子)の恋人の医師(仲代達矢)を交えた4人の奇妙な関係と異常な性愛を官能的に描く。カラーの発色を極力抑えた宮川一夫の撮影も秀逸。カンヌ映画祭審査員特別賞、キネマ旬報脚本賞ほか受賞。
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